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8月, 2004の投稿を表示しています

父が亡くなった。 肺癌と 間質性肺炎 で昨年余命半年の診断から1年、最後は痛みを訴えていたが淡々と過ごしていた父の姿は家族としては非常に助けられた。最後の入院の際立つこともままならない状態なのにご近所に車いす姿見られることを嫌い一人で歩こうとしていた父の姿に、困り果てたものの子としては感動しましたよ。 「長い間、ご苦労様でした

Happy Hacking Keyboard Professional無刻印モデル

やってしまった。 ついに……、というか、つい Happy Hacking Keyboard Professional を買ってしまった。しかも、無刻印モデル。あぁ、家族になんといいわけをしよう。キーボードに3万近い投資。しかし、よく考えると価格的には初代のモデルの方が高かった。初代モデルは、PS/2かADBでの接続しかできないので今は隠居してケースに入っている。 思えば、 アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。 いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。 という和田先生のコピーに惹かれて、初代モデルを購入して7年近く。初代機はよく私の入力作業を支えてくれた。ご苦労様。 今回購入したProfessionalでこの記事を書いているが、使い勝手はどうだろう。 しかし……、この無刻印モデル、何の違和感もなくたかたかキーインできる自分が怖い。 キーボード配列は、初代と同じ。Commandキー、Optionキー、Controlキーも違和感なく使える。ただし、構造は初代機がシリンドリカルカーブドスカルプチャーだったのに対して、Professionalはシリンドリカルステップスカルプチャーなので若干違和感がある。コスト面からの要請なのかもしれないが、少し残念。 キーフィーリングに関しては、スイッチングが従来のメンブレン方式から東レの静電容量無接点方式が採用された。押下圧tが45gと従来と比べても軽くなり、チャタリングもない。初代機も非常に軽かったが、どこかで押下したなという感触があった。このモデルでは、スコスコとキーインできてしまい何となく物足りない感はある。だからといって、安っぽい感覚でなく、軽快かつ快適ではある。慣れの問題だろうか。この方式により、寿命も大幅に長いという。 Ejectやボリューム制御などのキーが有効となる、ユーザーによるドライバーも配布されているが、iBookで手近に本体のキーボードもあるので私の場合はいらないであろう。そのまま、ドライバーなしで使っている。 アシストオン で購入した「ヌメ革のキーボードレスト」とともに使用している。キーボ

GyazMail

GyazMail を購入した。 AppleのMail.Appを使っていたが、やっぱり気持ちが悪い。メール送信時の自動改行の問題や、ヘッダをきちんと参照しないスレッド表示、メールボックスの形式、時々走るインデックス更新の緩慢さ……。また、Virexがバージョンアップしてアクティブスキャンができるようになったら、メールボックスごとばっさり駆除されたりしないかと非常に心配だ。 ということで、以前から目をつけていたGyazMailに移行を果たす。 動作は非常に軽快。 テキストも指定した位置できちんと自動改行してくれて、ユーザーはその様子を確認することができる。スレッドもきちんとIn-Repy-ToやReferencesを参照している模様。メール形式も1メール1ファイルで受信から未加工で保管されている。 SpamSieve というソフトと組み合わせて、Spamメールのフィルターも実現されている(勢い余ってSpamSieveのほうも購入してしまった)。 アドレス帳は、MacOS Xのアドレス帳を使用し、GyazMailからの登録もでき、デフォルトのMUAも設定でGyazMailに切り替わってくれるので、Mail.Appからの移行も非常にスムーズ。 欲を言えば、POP3にしか対応してしていないのでIMAPに対応してほしい、メールの転送時などにMIMEカプセル化が使えるようになってほしい、GPGが使いたい、Mail.Appのように宛先などはスマートオブジェクトとして扱ってほしい……、まぁいろいろ要望はあるが、いまのところMacで稼働する最良のMUAではなかろうか。

帰省2

急用で帰省。 時間もなく急だったので実家の大阪まで飛行機を使ったが、空港までのそれぞれのリムジンバス、待ち時間などを入れると新幹線と大差ない。途中座席に縛り付けられる時間が短いのと、その座席も場所を選べばスッチーのおねえさんと楽しいお話しできるという点ではかなりよい。 しかし、疲れた。精神的にも、肉体的にも……

INFOBAR専用ケースその後

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先日購入したINFOBAR専用ケースだが、重大な欠陥があることが分かった。 図のようにケースにINFOBARを納めることになる。アンテナはいつも手前側に来る。そうでなければ、2つ折りの皮を繋ぐゴム(赤い部分)に引っかかってしまう。だが、INFOBARのストラップをつける穴はアンテナとは反対側にあるのだ。つまり、ストラップをつけたほうをケースの奥に押しやらなければならない。ストラップの形状によっては、ケースにうまく収まらないだろう。 これでは、実際にはINFOBAR本体にストラップをつけることはできない。 あぁ、そうか。だから、ケースにストラップをつけるような金具が取り付けてあったんだ。

iSight購入

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iSight を購入した。 まさか、自分じゃ買うことはないだろうと思っていた。が、帰省しての帰り父親が病気を煩っていることもあり両親が心細そうなので、気休めだがこれくらいはと。 それにしても、毎度のことながらAppleの製品のデザインやパッケージングのうまさには感心する。丁寧にカバーをつけてまとめられたコード類やiSight自体を収納するケースなどを手に取るうちに、2万もしないものなのに何か特別なものを手にして気分になってくるから不思議。

The New Beatles Complete Score

洋書だが「 The New Beatles Complete Score, 1962-70 」という本を買った。これは、ビートルズの1962年から1970年解散までに公式に出されたすべての曲のスコアを一冊の本にまとめたもの。 あまり期待せずに買ったが、国内ででているバンド向けのスコアくらいのレベルできちんとパートが再現されている。国内で手に入るものはアルバムごとに一冊になっていて、一冊あたり2,000円程度するので全部をそろえようとすると結構なお値段になってしまう。ところが、「 The New Beatles Complete Score, 1962-70 」は、8,000円弱ですべてが一冊にまとまっているのでお買い得である。広辞苑なみの厚みになるが、暇なときにちょっとピアノやギターで一曲やるには最適。
今日、家族が使用しているAUの携帯電話の料金プランを変更するため、AUショップに足を運んだ。そのとき、何となくINFOBARのAU純正の専用ケースのことを思い出してしまい、ついおねえさんに「見せてもらえる?」と頼んでしまった。 おねえさんは微笑みながら、「在庫はネイビーのものが一つだけありますが」 その瞬間にそのケースは私のものになっていた。あんなに「こんなもの、誰が買うんだろう」と馬鹿にしていたケースが、私の手元にある……。 京ぽんを使うようになって、どちらかというと冷遇してしまっているINFOBAR。つまり、普段は鞄の中にしまわれてほとんどの通信を京ぽんに転送されているのだが、いざというときのために依然として持ち歩かなければならないという状況。ずっと使ってきたINCASEのケースはINFOBARに丁度よいサイズだしベルトなどにつけて使用する際素材の保護力が高いので安心だ。が、鞄に入れっぱなしとなると少々かさばるというのが問題だった。 その点、純正ケースは見栄えもよいし、何よりかさばらないのでバッグに携帯を無造作に入れておくときに保護するケースとしては最適。ネイビーと赤いケースでデザインが違うが、このネイビーの方は ICHIMATSUにぴったりのデザインだ。 難点は、ケースの裏側に付いたベルト通しとストラップ用の金具。 ベルト通しはボタンやベルクロでなく完全な輪であるために外せず使いにくい。男性の標準的なベルトを通すにはぎりぎりのサイズではないだろうか。第一この位置でこういう方向にケースをつけるというのは不自然だ。 金具の方もこれはどういった用途を想定しているかよくわからない。強度的にも弱そうに見えるので心配だ。はっきり言うとこれらは邪魔なのだ。スマートなケースにINFOBARを包んで、バッグから軽やかな取り出したいという野望に水を差す突起物でしかない。 まあ、とは言っても全般的には満足。レザーの生地に刻印されたINFOBARの文字も美しいのだ。

京ぽん

DDIポケットのPHS、京セラ製AH-K001(通称「京ぽん」)を買ってしまった。 ふと、ヨドバシカメラを覗いたら、ずっと品切れだった京ぽんが入荷していた。少し考えたが、気がついたら機種変更の手続きが済まされて、手元には京ぽんが。一体どこの親切な方が……? 色は、何となくiBookに合わせて白! 思ったよりもしっかりした作り。さすがに価格が3倍近い携帯と比べると安物感が漂う部分はあるが、これだけ見ると質感もよくいい感じ。で、液晶の解像度も高く画像もきれいに見える。 通信端末としての実力は? メール 3つのアカウントを設定することができ、一つはDDIポケットの提供するものがセットされるが、残る2つは自分で自由に設定できる。 dot Macのアカウントをセットして試した感じでは、特に問題もなく通信できた。問題になりがちなSMTP認証もきちんと処理されて送信もできた。INFOBARでプロバイダのメールが読めるというので使っていた「 ぱそメール 」はSMTP認証に対応しておらず送信ができないという問題があったが、京ぽんではそういった問題もないようだ。 ただ、3つのアカウントと接続設定をモードという形でセットにまとめられる部分はインターフェイスの問題か、非常にわかりにくい。マニュアルなどもう少し親切であってほしい。 ブラウザ Operaは以前Windowsで使っていたので親しみがあるが、京ぽんのOperaもそのままのレンダリングエンジンなので今まで携帯では見えなかったサイトがすぐに閲覧できる。これは、想像以上にうれしい。まるで手のひらサイズのPCを持っている感じだ。表示モードも3つありPCと同様の見え方やPHSに適した縦型などが選択でき、ページに合わせて使い分けることができる。 PCとの連携 PCとの接続ケーブル(USB)と接続関連ソフトが同梱されており、これだけでPCとの連携はほぼ完璧だ。アドレス帳、メール、その他のデータなどPCを経由して扱えるので、携帯のように市販のソフトの必要性はなさそうだ。アドレス帳ではvCard形式が扱えるので、Auの端末からはvCard形式に書き出したアドレスをメールに添付して京ぽんに送ってインポートするという方法もある。 また、USBに接続している間は、PCから充電されるので通勤時間にヘビーな使い方をしても会社です