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9月, 2005の投稿を表示しています

レガシィ ecoモードの謎

レガシィにはecoモードというスイッチがある。 どうもスイッチをオンにすると、何らかの燃費を重視した走りとなるのかと期待してしまうし、マニュアルにもそういうことが書いてある。しかし、具体的にはどういう制御が行われているのかよくわからない。たとえば、うちの愛車はマニュアル車なので、シフトとエンジン回転については全くわたしの制御下にある。この状態で何を燃費のために制御してくれているのかよくわからない。ecoモードのときはecoランプが点灯するように走行しろとマニュアルにあるのだが、単純に2,500回転以下のとき点灯しているだけのように見える。 わからないのも気持ち悪いので、富士重工業に問い合わせた。 以下がその回答: ご質問に関しまして、取り扱い説明書にもご説明しておりますが、通常の走行ではノーマルモードのご使用を推奨致します。エコモードは回りの走行環境で、10・15モードの走行条件で走行できる場合にエンジンの制御を行なってますが、アクセルの踏み方も微妙な為、夜間等で回りに車が無い状態で自分のペースで走行出来る場合以外は、現在の道路事情では差が殆どわからなく、燃費の差も出ないと考えられます。 エンジンの制御内容に付きましては公表しておりません。 どうぞご理解の程よろしくお願い申し上げます。 なるほど。 具体的に何が起こるかは教えられない、でもほとんど効果なんかないからねってことらしい。これで、このスイッチの存在が忘れられるのですっきりした。 って、そんなスイッチ、市販車につけんじゃねー。 もしかして、カタログの10・15モード対策かと勘ぐりたくなる。このコストも払わされた訳か。 それにしても、見事な開き直りの回答でした。

OmniWeb

最近、 OmniWeb を使い始めた。 Safariと同じレンダリングエンジンを使っていて、Safari Deluxeって感じ。Graphicalなサムネイル表示ができるTab機能が見た目にも派手で使い勝手もよい。地味な機能だがサイトごとのPreferenceを持つも事ができ、ここで広告のブロックとかエンコードなどを指定して覚えさせておくことができる。エンコードの自動判定はSafari同様弱いので、ここで明示的にサイトごとに指定できるのは切り替える手間もない。 不都合は、Flickrのサイトではほとんどの機能でエラーが出てしまう。今レンダリングエンジンの変更を行っていて、近くリリースされる5.5で解消されるとのこと。

Roadstar

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Roadstar Originally uploaded by yostos . 会社に行ったら、もう買って乗ってきている人がいた。うらやましい。

起動時のネットワークドライブ・マウント

iBookの一部ファイルバックアップにネットワークドライブを使っている。いままでは、Intego社のPersonalBackupを利用していたがいくつか問題があった。 PersonalBackupのスクリプトで自動化した際、ディレクトリによってマウントが失敗する(原因不明) ファイル単位のバックアップだとファイル名の長さの制約(32文字)に引っかかってバックアップできない。(アーカイブ形式で取得すれば問題ない) 結局、先日アップデートしたStuffItのArchiveAssistantを利用してバックアップを行うことにした。これでアーカイブファイルをネットワークドライブに置くためファイル名の問題はなくなったが、マウントの問題が残った。ネットワークドライブ自体を起動項目に入れたり、AppleScriptも試したがどうもうまくいかない。 結局思いついたのが、URLを以下のような形式で指定したLinkファイル(Macでは“Web Internet Location”というのかな)を作って起動項目にいれること。 URL形式:  apf://userid:password@ipaddress これでとりあえず起動とともにドライブをマウントすることができた。ただし、Tigerだとこの方法でやるとLanguageの設定が聞いておらず日本語ファイルはファイル名が文字化けを起こしている。

一周忌……

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父親の一周忌と初盆を兼ねた法要を田舎でつとめた。 “ Home Province ” by yostos 母方の実家が浄土真宗のお寺なので、叔父が丁寧におつとめをあげたくれた。 その間慣れぬ正座などをしていたせいか、とりとめもないこと、「一周忌ってなんだっけ?」とぼーっと考えていた。 いや、慣れぬ正座などするものではない…… 個人的には「亡き人を偲ぶ家族のためのもの」だと思う。なので家族で集まって思い出話でもしながら飯でも食えればよいかくらいに思うが、親戚にお寺があるせいもあるかもしれないが読経をしてという一般的な形式を家族が望むのでまぁそれもよいかと思う。 でも、なんで読経するんだ? そこには、「霊」など亡くなった故人の形の見えない主体に対する意識が働いていることは明らかだろう。具体的には、安らかな成仏を願って仏になった故人を供養するために、「お父さん、こちらは大丈夫ですよ、極楽で安らかにいてくださいね」とか願いながら読経をともに上げている人が一般的だろう。 でも、もともと仏教では輪廻転生で六道のなかで生まれ変わりを続けていて、あるのは「識」だけで「霊」のような主体を認めていないのではないだろうか。それに特に浄土真宗では阿弥陀如来が人々を救済すると決めているので、「南無阿弥陀仏」と唱えてれば阿弥陀如来のもとに生まれ変わり、そこで悟りへと導いてくれることになっていたように思う。だから、「仏になった故人」は正しいが、そんな仏様の成仏を願ったり、供養をするっていうのは一体なんだろう? 信者の方はそうでも、僧侶のほうは違う意図があってやってるのかなぁと思ったが、よく聞いていると叔父は読経の他に故人に対することばのようなものもあげてくれている。むーん…… なんて、考えたら足がしびれてきて、家族だけなので失礼してあぐらをかかせてもらった。慣れぬことををするものではないな。

Stuffit Deluxe 10

圧縮形式の変遷  (Via appling 2nd .) MacOS X を使うようになってダウンロードしている圧縮形式が sit 形式から Gzip 形式や zip 形式へと変化していることに最近気がつきました。 そう、Applingでも書かれているように明らかにsit(x)の時代は終わっている。 少し前まで長らくファイル名32文字という古い制約を残したままだったし、そのために長い名前がシステムで一般的に使われ出したMacOSXでは多くの問題を引き起こした。対応もまずく、Allume Systems, Inc.は完全にユーザーの信頼を失ったように見えた。その後対応されたものの、たくさん機能が付加されていくStuffIt Deluxeのインターフェイスはかなりまずいものになってきている。たとえば、DropStuffなどいくつかの圧縮形式が選択できるが、それがPreferenceでしか設定できなかったり(Drag&Drop前提のアプリケーションで誰がPreference設定画面など頻繁に開きたいだろうか)。一方で安定したdmg形式が生まれオープンな圧縮プログラムとの併用でMacOSXでは標準となってきている。bzip2を利用すれば非常にコンパクトな圧縮ファイルとなる。はっきり言うと非オープンなStuffItの出る幕などもうなさろうだ。 でも、アップグレードしてしまった(笑) 新機能のjpegファイルでも30%程度圧縮可能という謳い文句が、ちょっとだけ気になったから。実際のところ100ファイル、50MB程度の画像ファイルをDropDMGとStuffItで圧縮したところ、どちらもほとんど圧縮できず40数MBのままだったがたしかにStuffItのほうが数MB小さくなっている。「だから、何?」っていう位の差だけれど、アーカイブおたくとしてはこれで満足。 でも、使いどころはないだろうと思っていたら、意外なところでファイルの作成日や更新日を基準にしてアーカイブに含めるかを選択できる機能が付いたので、バックアップ用途にはよいかもしれない。 しかし、このテストで圧縮したアーカイブを開こうとするとStuffItの遅いこと。たかだか50MBでなんでこんなに時間がかかるのだろう。しかもProgressの表示がいい加減でのこり5秒で10分くらい待たされている。やはり……

世界一辛いソース

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ハーバーシティ にある フェスティバルウォーク に遊びに行った。そこに入っているお好み焼き屋さん、『 風の街 』でソースを買った。 世界一辛いと自称するソースで、お店で一度食べてみたがたしかに辛い。しかも、どろソースのようにソース成分が濃縮された辛さではなく、からしのホットな辛さがストレートに響いてくる。見ると、カプサイシンが通常の100倍とか書いてある。 少し口にしただけで、たらりと汗が出てくるほど辛い。しかし、ソース自体はお好みソースの甘みも残しており、その上で辛いのだ。お好み焼きソースをベースにしているので独特の甘みもあり、そこに強烈な辛み成分がたされている。 これは、焼きそばやお好み焼きだけでなくあらゆるものにふりかけて食べたくなる、くせになってしまう味。

ATOK 2005 for MacOS X

今回はあまり大きな変更がないのでバージョンアップをやめておこうかなと思っていたが、やはり発表されると我慢できずについつい試してみたくなる悲しい性に従ってやはり購入してしまった。 今回は派手な機能追加はたしかに少ないが、使ってみると入力時の誤りを強力に補正してくれる支援機能やパフォーマンスの向上がなされており、これはやっぱりバージョンアップしてよかった。 ATOK2005の新機能 入力ミス訂正の学習 これは、よくやってしまう入力ミスを学習して修正を支援してくれる機能。わたしもよくやるタイプミスだが、「おねがいします」を「おねぎあします」とタイプしてしまうことがある。結果今までだと「尾根ギアします」などと当然誤った言葉に変換されてしまう。ATOK2005では、これをDeleteキーなどで修正して変換し直したことが学習されており、次回から「おねぎあします」とタイプして変換した際「お願いします」が修復候補として示されShift-Returnで確定できるようになった。よくタイプミスしてしまう言葉というのは案外決まったパターンがあるもので、この機能は予想以上に入力効率を上げてくれる。もっとも、タイプミスがそのまま身に付いてしまう危険はあるが(笑) 尊敬・謙譲の混同指摘(校正支援機能) 尊敬語と謙譲語の区別はみなさんついているだろうか?わたしらの世代では親もきちんと使っていたので自然に使い分けていたし学校でもきちんと習った様に思うが、今時の若い人になると(ってジジィみたいだな)敬語やその使い方を理解しておらずかなり言葉が危うい人が多いのではないだろうか。この機能は、間違いがちな尊敬と謙譲の混同を指摘してくれるサポート機能。 たとえば「殿がこのように申されております」などと変換すると「謙譲語と尊敬語の混同」と指摘されShift-Returnで正しい「殿がこのようにおっしゃっております」に変換してくれる。 町名から住所変換 これは町名からフルの住所に変換する機能。たとえば「昭和町」と入力しControl-3を押すと「北海道瀬棚郡今金町昭和町」などと変換してくれる。郵便番号で変換してくれる機能は今までもあったが日常的には郵便番号など覚えていないので、町名から変換してくれることによりあやふやな記憶でもきちんとした住所入力ができるようサポートしてくれるよいアイデアだ。

『女王の教室 o.s.t』

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ノリで買ってしまった。 ドラマの中でなんとなく聞いていたが、こんなにたくさんの曲が書き下ろされているとは知らなかった。いや、オープニングのテーマでさえ「あれ、ハリー・ポッターの音楽か?」とか思ってしまっていたのだった。あらためてきくと、ドラマの雰囲気のよくマッチしていてドラマのシーンが目の前によみがえってくるよう。 『女王の教室』にはまった人にはおすすめ。 女王の教室 o.s.t TVサントラ 池頼広 曲名リスト 1. 洗脳 2. 女王のテーマ 3. 和美のワルツ 4. 奈落に落ちる 5. なかま 6. 大人の不安 7. さくら咲く 8. ガンバレ!!!6年3組 9. 闇をさまよう 10. 姉妹 11. 二人の友情 12. ひとり 13. 女王の肖像 14. 一生のおもいで 15. 女王のテーマ (幻想) 16. 卒業の前日 17. 卒業 18. Last Present 19. All The While 20. A Mother To Me 21. The Everlasting 22. Time After Time 23. I'll Tell You Why Amazonで詳しく見る by G-Tools

女王の教室 最終回

『 女王の教室 』が終わった。 結局、真矢の教師としての過去や、結婚・離婚、そして子どものことなど現在に至る経緯は多く語られずに終わった。もしかすると、続編でと言うことか。 しかし、子ども一人一人が真矢に対しての感謝や謝罪を述べるシーンが2回ほどあったが、すこし間延びした感じ。ほとんどスポットが当たらなかった子が出てきてもなかなか感情移入できるものではない。子役の子どもに対する内輪の配慮のようなものが見えて少し興ざめ。卒業式のシーンなど、和美、ひかる、馬場ちゃん、由介、西川くん、健太、誠、えりか、マリくらいでよかったのじゃ? とはいっても、泣けました。最近、涙もろくなってしまった。

商用フォントを利用できるブログ

MovableTypeを利用して、商用フォントで表示できるブログを開設できるサービス『 Glyph−On!』 がスタートした。 どうやら、サーバー側にフォントを持ち、指定により設定したフォントを使って文書をグラフィックとしてレンダリングして見せているようだ。フォントにこだわりを持つ人にとっては、自分の文章が想定したフォントできちんと表示されるメリットは大したものだろう。 しかし、以下の点で問題がある。 生成されたグラフィックにALT属性が付いていないため、グラフィック環境が使えない人や、目に不自由がある場合などは全く文章を読むことができない。かなり、基本的なアクセシビリティへの配慮が欠如しているサービスと言える。 表示できる文字の大きさが執筆者の設定した大きさに固定される。これもデザインの面からはメリットかもしれないが、アクセシビリティへの配慮が欠如している。そんなデザインの遊びをなにもブログでやることはないと思うが 重い。すべて、グラフィックで表示されるためページのロードに非常に時間がかかる。Safariだとなぜかループして読み込みが完了しないことも。 サービス自体は有料なようだ。さて、面白い試みだが、ユーザーがいるかどうか。

Massive

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When I looked at the west, I found the massive clouds shaped like a big dome. I felt something doom. A few second later strong thunder storm had come.

Chaos and Creation in the Back Yard

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Paulの4年ぶり?の新譜を予約。楽しみ、楽しみ。 今回はDVDが付いているEnhance版があるので、CDだけよりもこちらがおすすめ。 もちろん、輸入盤。国内版はいまだに CCCD なので注意。 Chaos and Creation in the Back Yard Paul McCartney Capitol 2005-09-13 by G-Tools Sep. 18 2005追記 ほとんどの曲は、Paul一人の多重録音で作成されていてオーケストラ以外のほとんど楽器をこなしている。どこか懐かしくアナログだが、ここ何年か取り組んでいた新しい試みと彼独特の優しいメロディラインの曲想がうまく融合している。 これは、ここ十数年の彼のアルバムの中でもベストかもしれない。

DockFun!

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Dockが一杯になってきて整理が大変だったので、DockFun!を購入した。 このソフトは複数のDockのセットを作っておいて、それを切り替えて使用することができる。たとえば、インターネット用、オフィス用、グラフィック用などのセットを作っておくと作業別にDockを切り替えると最小限のアプリケーションが登録されたDockを使用できる。 そのほかに、独自の標準のDockとは別に独自のDockを複数配置できたり、Statusバーからメニューでアプリケーションを起動できたり、Dock上のアプリケーションの起動をホットキーで行えたり。 とにかく、この デモ を一度見てみよう!

「TypePad 1.6日本語版」提供開始

Six Apart の記事 によると「TypePad1.6日本語版」の提供が始まったようだ。 基本的にはUS版で現在提供されているバージョンに追いついたというところだが、 Shuiro Noteさん のところで聞いた話によると今回は日本発の機能も盛り込まれているとのこと。よくよく、拡張された機能を見るとUS版にはない携帯などモバイルディバイスのサポートがかなり盛り込まれているのがわかる。今までは投稿くらいしかできなかったが、この日本版ではCSSを共通化しつつ携帯などの端末からのBrowseにも対応するとのこと。 うらやましい。 今回のTypePad1.6では、テンプレートやCSSの構造自体がかなり標準化されておりデザインを設定するUIと合わせて非常に強力にカスタマイズをサポートしてくれるようになったので、日本のユーザーには待っていた人も多いと思う。 一方、こちらはUS版で一足先に新バージョンを味わえていた訳だが、今回は日本発の機能はおあずけ状態…… 早くマージしてくださいな!

Sticky Windows

Sticky Windows 1.0.1 が気に入ったので、登録ユーザーとなった。 iBookのスクリーンは狭い。 ちょっと作業していると瞬く間に、デスクトップがいろんなアプリケーションのウィンドウが重なって一杯になりどこに何があるか分からなくなる。 このソフトは、散らかったアプリケーションは画面の端にドラッグしていくことで、デスクトップに張り付いたタブのような形に最小化してくれる。これでデスクトップも整理でき、起動したソフトは好きなときにタブをクリックすることで呼び出せる。 こういった説明よりも、このソフトのダウンロードサイトの ムービー を一目瞭然。わたしはその場でダウンロード前に購入を済ませていた。

Mac miniのお試しキャンペーン、はやくも中止に

Mac miniのお試しキャンペーン、はやくも中止に--理由は藪の中 - CNET Japan この会社は、「Test Drive a Macintosh」なるキャンペーンをやって、ディーラーはキャンペーンの対応業務に追われ、冷やかし客にMacを一日貸すために必要な客への割り当てができず、後には手あかに汚れたMacだけがのこり、その再販ルートも確保せねばならなかった Macintosh発表の年、1984年を忘れたのだろうか?

信長の棺

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『信長公記』の作者 太田牛一が、信長の真実、本能寺の謎に迫るというスタイルの小説。 出だしは、本能寺の変直前に信長より預けられ宙に浮いてしまった極秘の品を持ってしまった太田牛一から始まる。この品が何であるかも謎であるし、当然本能寺の変などの歴史の常識を覆すようなストーリー展開を期待するスリリングな導入だ。 この後、秀吉に召し抱えられそして隠居を通して太田牛一は信長記の執筆に入る。その執筆の課程で信長にまつわるさまざまな歴史上の謎について、さまざまな資料に触れそして独自な推理により新たな信長像に触れる。そして、最後極秘の品が読者に示されそれとともに本能寺の変の真実が語られるという展開になる。つまり、太田牛一の生き様《執筆の様子》と資料とそこからの信長に対する推理が交互にという感じだ。導入から期待していたスリリングな展開とは裏腹に実に、書斎的に話が進んでいく。 まぁ、それでも時折示される新しい解釈は興味を引かないではない。 ところが設定上この太田牛一は信長の心服しており偶像化しているため、信長の新たな一面を受ける入れることができない。そのため、新しい歴史上の解釈や信長の新たな一面などが示されては、掘り下げられることもなくつぎの話題へと話が移っていく。最後の本能寺の変の真実にしても、それなりに史料や歴史的な背景からよく考証されており説得力もある。タイトルの妙もここに来てわかり、感心したりもした。が、そこには驚くような新設があるわけでもない。特に極秘の品の正体など「なーんだ」という感じだ。 いろいろと史料や史実をあさっていろんな解釈を試みて、この新しい説を構築したのだろう。本来はこういった歴史ミステリーなるジャンルは大嫌い。新しい説を唱えたいならちゃんと歴史の本として出せばいい。小説を書きたいなら、自分の説を押しつけるのでなく読者を動かす小説を書くべきだ。この本は、太田牛一と丹波女の情景だけが小説といえるぎりぎりのところを保っている。 小泉総理も読んだとか。 要は、ジジくさいのだよ。 信長の棺 加藤 廣 日本経済新聞社 2005-05-25 売り上げランキング : 84201 おすすめ平均 意外な視点から本能寺の変を衝撃的な仮説を描く 史料に裏づけされたフィクション 信長の死にまつわる謎解き Amazonで詳しく見る by G-Tools