スキップしてメイン コンテンツに移動

東京モーターショー、がんばっていたのは


Mitsuoka Orochi
Originally uploaded by yostos.

東京モーターショーに行ってきた。
写真集を作ったので、どうぞ。

今年は国産メーカーを見る限り、3つの傾向が読めた。

  • Eco : 以前から続く流れだが、やはりこれからの自動車としての一番の課題には違いない。具体的にはHybrid、EVなどが主流
  • Emotional : 強力なエンジンやスポーティな運動性能など、より運転する喜びを求める車も一方で注目を集めている
  • Envision : 将来こうなるだろうなと思わせる現実的なモデルが多い。逆にどれもが想定内で新鮮に驚かせてくれるものが少ない

なんて、解説者風にまとめて見る……
でも、本当に国産メーカーを見る限り単純化するとこうなる。なんとなく、どこも同じように見えてしまう。たしかにレクサスやGT-Rは注目モデルかもしれないが、さんざん雑誌などで読まされたあとだと実物見てもなぁという感じ。

そんな中、ダイハツとスズキのがんばりが印象的だった。


ダイハツは、現実的なモデルではコペンZZ、マツダのロードスターなどより「これは欲しい」と思わせるものがある。ショーモデルのUFE-IIIは72Km/lという驚異的な燃費で存在感を出しているし、HVSなどこのまま市販できるではないか、出たら買うぞとしばし見入ってしまった。

スズキも、無線LANとの連携や近未来的なコックピットをもったイオニスは印象的。PXは現実性を考えると無理があるが、あの小型車にココまでの空間を作り出せるのだという驚きはたしかにある。そしてLC、もうこれは絶対に市販してほしい。スバル360のような味なる車で大ヒットとなること間違えなかろう。

というわけで、メーカーMVPは、小さいながらもよく頑張ったダイハツとスズキに上げたい。

ちなみに、我がスバルはショーモデルらしいのはB5のみ、しかもこれトヨタの傘下に入ったことで継続される技術かも怪しい。あとはトライベッカでお茶を濁すという脱力さ。いや、この力のかけなさ加減がいっそすがすがしいのであった。

個別のモデルで言うと、光岡自動車の「オロチヌードトップ」
これにデビルマンの扮装をして乗って、街中を颯爽と走りたいと夢想してしまう。

コメント

このブログの人気の投稿

Google Calaboration

GoogleがCalDAVプロトコルを完全サポートさいた Calaboration を発表した。 まだ、Google Codeの扱いだが一部では大変な騒ぎになっている。 Calaboration を使用すると、設定をするだけでGoogle Calendarのスケジュー ルをiCalにエクスポートでき、そして双方向に同期させることができるという Macユーザーにとっては大変便利な機能を提供してくれるユーティリティ。 騒ぎになっているのは、 Spanning Sync のユーザーフォーラム。 なにせこのソフトはGoogle CalendarとiCalを同期させるというもの。全くバッ ティングしている。多くのユーザーが「Spanning Syncと何が違うんだ? どっ ちがいいんだ? Spanning Synはどうなるだ?」という質問の書き込みを始め た。 Spanning Sync Blogでは、「 How Does Google CalDAV Compare to Spanning Sync? 」という記事が掲載されたが、そこで主張されている違いは以下のような点。 大きな違いはコスト。 Googleは無料だが、Spannning Syncは年間利用料が必要であること。でも、わ たしは永久ライセンスを購入してしまったので関係ない。 iPhoneサポート。 GoogleのCalDAVを使った同期では、iPhone上で予定がread onlyとなって編集 できないとのこと(わたしは設定していないので未確認)。Spanning Syncで はGoogle Calender、iCal、iPhone上すべてで予定を編集できる。 カスタマーサポート。 たしかにGoogleが何かやってくれそうな気はしない。Spanning Syncはお金払っ ているしね。 コンタクトリストの同期。 Googleが提供していない機能として、Spanning SyncはMacのアドレス帳と Gmailのコンタクトを同期してくれる。アドレス帳の画像まで含めて同期して くれるのは驚きだ。もっとも日本語の場合は姓と名が逆転してしまうが、これ は姓名を分けて持っているアドレス帳と姓名を1フィールドで持っている Googleの違いから仕方がないだろう。Googleではないが

Scrivener 日本語チュートリアル

(2022-01-11) 以前からコメントをいただいていましたが、反応できていなく申し訳ありません。 問い合わせが多いので、以下のブログに転載してチュートリアルもダウンロードできるようにしました。 転載先 先日から[試していたScrivenerだが、すっかり気に入り勢い余ってチュートリアルの日本語訳版を作ってしまった。 作者にコンタクトしたところ、「どうぞ、公開しておくれ!」と快く承諾をもらえたので公開しておく。 チュートリアル自体はわたしが慣れないBritish Englishで書かれているため、微妙なニュアンスは違っている箇所があるかもしれあない。また、チュートリアル自体に関係ない言い回しなどは、端折ったり日本語に合うようにゆがめたりしている。誤りがあれば指摘ください。 Scrivener-Tutorial-Japanese.dmg(リンクを切りました。転載先をごらんください。) ちなみに作者のKeithは豪気にもライセンス進呈を申し出てくれたが、入れ違いで購入してしまっていたわたし…… (2010-09-20) 「 design non design 」で紹介いただきました。

EagleFiler is the best organizer software on MacOS X

しばらく放置気味だった Journler をまじめに使おうかと検討していましたが、どうも昨年の7月くらいから開発が止まっている節が感じられます。たくさん文書はリソースを保管した挙げ句に、製品として終わってしまうとかなり悲惨な痛手を被りそうな予感がします。 そこで、以前のバージョンを購入した MacJournal がアップグレード可能なので検討しました。が、 Journler のようにDocumentフォルダでなくデータを~/Library/Application Support/MacJournalに置くのが問題です。これではSpotlightに引っかからないし、バックアップも面倒です。このため、 MacJournal は選択肢から落としました。 いろいろと考えて行くと、 Journler には大きく2つの役割を期待していたようです。 日誌 日々ネットで入手した情報のアーカイブ 前者については別にブログもあるので、問題を棚上げにしました。その上で、後者をサポートできるアプリケーションを探すことにしました。 以前からこの分野では Yojimbo が有名です。 少し触ってみましたが、どうもインターフェイスがしっくり来ません。ソフトのネーミング("Yojimbo"="用心棒")もどうもフィーリングが…… 次に検討したのは、 Together 。 以前はKIT("Keep It Together"の意)と称していたようです。アップデートも頻 繁で勢いを感じます。インターフェイスも一般受けしそうで優れたものだと思 いますが、どうもこちらもネーミングでルー大柴を思い浮かべてしまって…… 結局、C-Commandの EagleFiler というソフトに落ち着きました。 EagleFiler は、F1キーでとにかくブラウザに表示されているものを取り込んでしまえます。標準ではWebArchive形式ですが、スタイルシートなどが外部に依存したままとなるのでわたしはPDF形式で取り込むようにしています。標準でRTF、Plain Text, HTML,PDFなどがサポートされています。また、他の同様のソフトにない機能としてメールがeml形式でそのまま取り込めのは非常に便利な点です。