2008-03-31

Photomatix Pro

おフランス製のアプリケーションでHDR画像を作成するPhotomatix Proを試してみた。

HDR画像とは……
本来人の目はデジカメや銀塩カメラと比較するとかなり広いダイナミックレンジを持つ。その結果、肉眼では見えていたシャドウ部やハイライト部がカメラで画像にすると、ディテールが黒く沈んでいたり白く飛んでいたりして見えないということになる。HDR画像とは、High Dynamic Rangeのことで異なる露出で撮影された画像を合成してイメージのダイナミックレンジを拡大した画像のこと。Photoshopなどでも同様のコマンドがあるようだが、このアプリケーションはそこに特化したソフト。

Photomatix - before
今朝撮影した雨の風景をサンプルに。 雨も降っており早朝だったため、かなり暗い。桜の花の色も沈んでいるし、木々の影は黒くつぶれてしまっている。これはなにも考えずにRAWモードで撮影して、Aperture 2.1でそのまま現像したものだ。HDR画像を作成するため、このオリジナル画像から、露出を+3.0 、 -3.0補正した画像をそれぞれ一枚づつ現像して作成する。次にPhotomatixを起動して補正した2枚とオリジナルのまま出力した画像を読み込む。ある程度露出を認識してくれるが、違っていたら最初に修正する。今回は-3.0 , 0 + 3.0の 3.0刻みで画像を用意したのでそのように設定する。画像が読み込まれると、HDR画像を自動生成してくれる。生成が終ったら、Tone Mappingで補正を加えて出来上がり。
Photomatix - After

今回はTone Mappingで作成された画像そのままで特に手を加えていない。デフォルトではかなり派手な色味にマッピングされてしまうが、これはこれで面白いかな。森や建物の影になっている部分もくっきりとわかるようになり、花もあざやかになっている。今回は元の写真があまりよい例ではないが、もう少しちゃんと明るい普通の写真を使えばもっとドラマティックに仕上げることもできるだろう。

今回は試用版のため画像にウォーターマークが入っている。解像度を下げてやれば試用版でもマークが入らないらしいが、これだけ効果があると買ってもよいかなぁと悩み中。

0 件のコメント:

コメントを投稿