2008-08-31

不知火牡丹

今日は千葉市の科学館に行って線香花火を作ってきた。

火薬に、硝酸カリウム、硫黄、木炭、松煙を混ぜて作るのだが、配分が微妙らしく、0.01gまで計れる正確な秤(息を吹きかけても目盛りが変わる!)を使って計量していく。硝酸カリウムは衝撃や摩擦で爆発するというので慎重に扱う。

と、まぁ、ここまでは慎重にやれば誰でもできるのだが、ここから和紙の先に火薬を微量乗せて先の方から丸めて紙縒りにしていくところが難しい。実際には紙縒りは難しいので、仕方なくねじって巻いて行くのだがこの火薬の部分の巻き方でずいぶんと燃え方が違うのだ。しっかり巻いてないと、本当にだらしなく燃えるだけでちゃんと玉にならない。紙を巻くとき捻っていると火薬と紙が交互になって燃え方も違う。
結局、何本か試作して燃やした後10本ほど持ち帰ってきた。

科学館の売店に国産線香花火がいくつか置いてあったので、帰りに不知火牡丹という線香花火を買ってきた。国産の線香花火は平成10年に一度絶滅しているそうで、この不知火牡丹は福岡県の最古の花火メーカー「筒井時正商店」1999年に「九州の線香花火づくりの火を消してはいけない」と再生したもの。

やってみると、本当に違う!
いや、わたしが作った線香花火との比較でなく、最近街で売っている中国産の線香花火とこの不知火牡丹を比べると全然違う。中国産のはバチバチっとなるのは同じなのだが、その後すぐにボトッと落ちてしまい、この花火と比べると趣も何もない。もしかして中国産の花火は鉄粉でも入れてバチバチ感だけ出してんじゃないかと疑りたくなる。

それに比べるとこの不知火牡丹は本当に子供の頃見ていた線香花火と同じだ。
最初のバチバチは似たような感じだが、その後玉になってでもバシッバシッとときどき火花を飛び散らせ、最後は儚げに「柳」状態になっても火花をかろうじて飛ばしながら消えて行く。

なんでも、線香花火の火花は木炭や松煙の中の炭素が燃えているそうで、他の不純物も混じっているため複雑な組成であのように燃えるそうだ。この炭火色の火花というは現在では線香花火のみで、他の多くの花火は金属を配合して色を出しているそうだ。江戸時代は打ち上げ花火もこの仕組みだったようなので伝統にの花火という訳。

わたしは西日本で育ったので、実は線香花火というと紙の紙縒りでできたものでなく、思い浮かべるのはワラの先に黒い火薬が付いたもの。「すぼ手」というらしい。このタイプはほとんど国産のものはなく、おそらくこの「筒井時正商店」が出している「すぼて牡丹」という花火が唯一のものかもしれない。

これからは、みんなコンビニの安い花火なんかでなく国産の線香花火を買って趣深い夏の夜を過ごすことにいたしましょう。もう、夏終わっちゃうけど……

手ぬぐいのたたみ方

大体手拭いってのは、どうやってたたみものだろうか? 調べてみると、いろいろなたたみ方があるようだ。
わたしの場合、以下の図のようにまず長い方を五つ折りにする。この「五つ折り」は難しく、最初に図のように1/5を折って3/5まで巻いて逆方向からまた折り込んでくるパターンと、最初は4/5まで折って両側から三つ折りのように折るパターンがある。そして、それを横方向に三つ折りにする。 これは、いろいろやってみて手ぬぐいらしい適度な大きさになることと、両端の切れっぱなしの部分が内側に来るのでこの折り方に定着している。手ぬぐい屋さんから送られてくる新品もこのパターンが多いようだ。

落語なんかではいろいろと流派ごとに、また人によっては話の題材によってたたみ方を変えているという。落語をやっている友人に聞くと、「長い方を二つ折りにして、もう一度三つ折りにする。そして、横方向に四つ折りにする」のがそいつの流儀だそうだ。
柄によってはわたしの折り方よりこちらの折り方のほうがよいこともあるので、このパターンと最後を三つ折りに変えたパターンも検討中。

わたしはこうたたんでいるというのがあれば教えてほしい。

2008-08-29

Amazon がiPhone対応

アマゾンがiPhone対応のサイトを立ち上げたようだ。 どこでも、いつでも、ポチッと出来て便利だが、物欲に負けそうだ。

2008-08-27

あひろ屋の手ぬぐい

あひろ屋さんの手拭いを購入。

あひろ屋さんの手拭い

右から、みつ豆、籠目(梅鼠色)、延段(緑)。

みつ豆は見た瞬間「これは買おう」と思った品。
紫がかった茶色の渋い地色にみつ豆の寒天と豆に見立てた四角と丸が不規則に並ぶ。この四角と丸が手書きらしく微妙にいびつに線がぶれていたりして、なんと言えない柔らかい感じがにじみ出ている。

籠目は伝統的な小紋だけれど、一般的な籠目よりも大柄で、通常は竹の編み目を表すがもう少し図式化してあって清明紋に近い。つまり六芒星、ヘキサグラム、イスラエルの国旗だ。といっても製図の図形のような感じでなく、線が太く筆書きのようなニュアンスがでているから不思議。色は梅鼠色。梅鼠色とはよく言ったもので限りなく灰色に近い紫。ただし、単純な一色でなく全体に微妙なグラディエーションがかかっているという凝った染めがなされている。

最後は延段。
これはみどりで限定色らしい。けれど、気に入ったのはデザイン。割とはっきりした地色に半分はそのまま、半分は白を中心に敷石を模したランダムで大胆な模様が入っているコントラストに参ってしまった。

こちらの手ぬぐいは、デザインはすべてオリジナルで店主の方がデザインされているようで、古典的なデザインを下敷きにしつつモダンなニュアンスも取り入れたものでどれもセンスよくまとまっている。染めも丁寧で高いクオリティで満足した。

適度なラインナップで一人の方のなんとなく統一感のデザインの手拭いたちは、すべて集めてみたいという誘惑に駆られる。また、次もお願いしてみよう。(実は会社近所の人形町の専門店でも購入できるようなのだけど)

また、このお店で貴重なのは「端切れセット」なるものがあること。
染めムラなどができた手拭いを半分の大きさにして10枚を格安で販売されている。おしぼりやお皿を拭くのに良さそうだ。

[あひろ屋さん]:http://www.ahiroya.jp/

2008-08-19

iPhone用Webインターフェイス iUIを試す

iPhone用のWebページ作成に特化したiUIを試してみた。

iui sample screenshot

Google codesで公開されているオープンソースのライブラリで、JavaScriptとCSSスタイルシートとそこで使用されるビットマップなどのリソースからなる。

基本的にはBrowser Independentに作成されていてMac/PCのSafariやFirefoxでも感じをつかむことはできるが、iPhone用のSafari上でiPhone独自のユーザーインターフェイスを再現すること目的に作られている。

何しろサンプル以外ドキュメントらしいものがないが、サンプルを見る限り独自の仕様として、Body要素直下のul要素をページとしてハンドルされるようだ。このため一つのHTMLファイル上に複数ページを記述することができ、ページ移動の際のレスポンスがよいサイトを構築することができるようになっている。

以下のサイトはサンプルである企業のWebサイトをiPhoneライクにしたらと試してみたもの。見た目だけなので中身はありません。PC/Macからも確認できます。

サンプルサイト

2008-08-18

MobileMeのサポートの頼りなさ

.Mac時代サポートされていたグループ機能だが、MobileMeに移行後はMobileMeではサポートされなくなっている。だが、20GBのiDiskの一部を占有している状況で、削除しようにも削除はできないというヘルプが開くだけ。

思いあまってサポートにメールしたら

MobileMe開始にあたり予想以上の影響から、現在、当窓口に大変多くのお問い合わせをいただいており、即座のご回答が困難となっております。この度ご質問いただきました“ MobileMe iDisk”について私共のホームページに関連記事がいくつかございます。下記にURLを記載致しますので、参考にしていただければ幸いです。

と障害のURL一覧を送ってきた。

大体、忙しいのはわたしのせいではない。忙しいからと有料のサービスのサポートが機能しないとお客に回答しているというのもびっくりするが…… 

何より驚くのは、送ってきた一覧グループ機能に関するものは一つもない。単にはよくある問い合わせの一覧でしかない。そして、

こちらの記事で解決に至らない場合、お手数ですが状況の詳細をお書き添えのうえ、再度ご連絡くださいますようお願い致します。

読む気がないなら何回送っても同じことの繰り返しのように思うが? いかがでしょうか? これがファミリーアカウントで2万近いサービスだと思うと悲しくなるね。

2008-08-16

iPhoneでのメールへの写真添付 その2

iPhoneから一般の携帯電話に写真を添付して送ろうとすると、iPhoneでフィルムロールからそのまま送信するとサイズの問題で受けたほうが参照できないという問題について、結局写真の全画面表示のスクリーンショットを取ってそれを添付するということにしたがその後適当なアプリケーションを発見。

AirMeというアプリケーションで、写真をAirMeのWebサイトかFlickrにアップロードして他人と共有できるというもの。主にメールで相手にリンクを送るということを想定しており、AirMeをアップロードサイトに指定しておくと直接jpgファイルへのリンクを送ることができる。(Flickrの場合は該当の画像のページへのリンクとなる)

このアプリケーションでは、アップロードする際解像度がいくつか選べるが最小にしておくと240 x 320となる。同じ画像をスクリーンショット方式とAirMe経由で比べると、AirMe : 240 x 320 / 28KB 、 スクリーンショット: 320 x 480 / 40KBとなる。

もう一つこのアプリケーションの便利な点は撮影して即座にアップロードできること、不便な点はこのソフトを経由しない画像はロールにあっても見ることができないこと。また、解像度の方は高く設定すればオリジナルと同じ解像度でアップロードもできるようだ。

MobilePhotosよりいいじゃない。

2008-08-13

一澤信三郎帆布、通販開始

ちょっと古い話だが、一澤信三郎帆布が6月から通販を開始したそうだ。

インターネットでの注文はまだできなくて、カタログ通販のみだそうだ。以前の「応援する会」のメンバーにカタログを配布いただけるということで早速お願いしていた。

以前いただいた商品のカタログにいくつか新しいラインナップが追加されている。以前はなかった柄物のカバンや手塚プロダクションとのコラボで鉄腕アトムをモチーフにした商品など目につく。女性向きでちょっと男性には厳しいかもしれないが。

なかなか京都に行く機会がないので、いくつかお願いしてみようかな。

写真は、一緒に同封いただいたピンバッチ。

2008-08-10

てぬぐい

暑い、毎日が暑い。

こう暑いと少し動くだけでも汗だくになってしまう。ハンカチで汗を拭っても、とても追いつかない。タオルを持ち出したいところだが、カバンに入れるにもかさ張るし本当にだらしなく見える。

Japanese Facecloth

で、手ぬぐい。
これらの不具合な点を完璧に解決してくれる日本の手ぬぐい。
最近は手染めで絵柄も大変よくできたものを扱うお店も増えているようだ。わたしは浅草の[染の安坊]というお店で買った(この店は楽天で通販もやっている)。とりあえず、安価なブタの絵柄、渋いトンボ柄、使うのがもったいないコウモリの3本買いました。

手ぬぐいで最初ちょっと戸惑うのは、両端が切りっぱなしであること。
ちょっと驚くぐらいほつれてくる。ハンカチのようにまつればよいと思うのだが、昔からこうなのだそうだ。江戸時代に糸でまつるとそこからばい菌が入るという考えがあったらしい。もちろん迷信だろうが、緊急時あそこから裂いて包帯や切れた鼻緒の代わりしたりという実用面はあったようだ。乾燥の面からもよいのでしょう。ほつれてきたところから切っちゃえばよいだけだし。

また、色落ちも注意された。
使用前に一回、それから最初の数回はたっぷりの水で手洗いとのこと。

使ってみると、綿100%で吸水性も高く大判なので汗を拭っても余裕でハンカチのようにぐっしょりとしない。また、乾きやすいので最悪水洗いしてしまえばオフィスでも乾いてしまう。それでいてタオルのようにかさ張らない。

なんでいままで手ぬぐいを使わなかったのだろう…… と思える。

手「月とコウモリ」
「唐辛子とんぼ(緑)」
「豚(ぶた/ブタ)白地黒」

iPhoneでのメールへの写真添付

この数日家族にIPhoneで取った写真を送ったりしているが、うまく行かないので調べてみるとどうも画像のファイルサイズがでか過ぎるからのようだ。

iPhone自体のカメラでは解像度1600×1200pxで記録されている。EXIF情報として、画像方向、解像度、絞り値、GPS情報を持っている。

これがメールに添付するとファイル名はphoto.jpgという固定で、800×600pxに縮小され画像は縦方向に回転処理される。またEXIF情報は削除される。このとき、ファイルサイズは200KB前後になるようだが、これが大きすぎるのかな。2年ほど前のCASIOのAu端末を使っているカミさんは再生できないと苦情が来る。

仕方ないので、撮影した後写真を表示しそのスクリーンショットを取る。そのスクリーンショットをメールに添付して送る。スクリーンショットはPNG形式だが、メール添付した時点でJPGに変換されたものが添付されるようだ。

もう一つのやり方はFlickrに上げて、モバイル版Flickrから閲覧してもらうか。Flickrへのアップロードでは、iPhone単体でやろうとすると通常はメールしかない。わたしはMobile Fotosというアプリを使っているが、こいつは、EXIF情報などは保持するものの、640×480に解像度を落としてします。しかし、アップロードした後通知が必要なので、これも面倒。

結局、なんだか原始的だが最初が一番お手軽そうだ。

2008-08-06

iPhone 3G「パケット定額フル」改定

「iPhone™(アイフォーン) 3G」(アップル社製)を、より幅広いお客さまにご利用いただけるようにするために、パケット通信料定額サービス「パケット定額フル」※1をご利用パケット数に応じて変動する2段階定額制(1,695円~5,985円)に改定し、2008年8月ご利用分※2より適用開始します。

やはり、料金体系が一般の携帯に比べると高いという非難は無視できなかったのだろうか?
確かに携帯に比べると割高だが、通信定額制の他のサービスと比べると飛び抜けて高いということはなく寧ろお得なほうだと思うが。

実際にはiPhoneらしい使い方をすれば、2段階定額制にしてもあっという間に上限の5,980円に達してしまうこと間違いないが。

Typepad for iPhone

7月にバージョンアップして日本語版TypePadに対応して以来、日本のサイトを指しているためUSのTypePadで認証情報をセット出来なくなっていた。

と悩んでいたが、iPhoneの言語環境を一旦英語にしてからTypePad for iPhoneの認証をセットし言語環境を戻すことでうまくいった。

2008-08-04

BeatMaker :iPhone上で音楽制作

Intuaが発表したiPhone上で動作する音楽制作ソフト BeatMakerに最近ハマる。

サンプリングした音源のループをベースにシーケンサーやキーパットで楽曲を組み立てて行くことができる所謂ループシーケンサーなのだけれど、それがiPhoneに乗ってしまっているのだ。

GarageBandやACIDのようにループ自体のMIDIで組んだり、音程変更や切り刻んだりできないので、やれることは限られている。それでも基本的なビートくらいは簡単にできてしまう。プログラムしたシーケンスはVelocityやGrooveも調整することできる。

それから、最後の調整にエフェクタが3種類内蔵されている。ディレイ、イコライザー、Bit Crusherというエンハンサーの一種。しかも、これらが2系統使えるようになっている。一昔前では信じられないリッチな機能です。

できた音楽はWAV形式でエクスポートできる。エクスポートしたデータやMac上で自作したKitなどはWebDAVを通じてSyncできる。

こんな音楽制作が通勤電車の中でできる時代が来たのだねぇ。

試しに作ってみた。

2008-08-03

Auの戦略?

LISMOの課金は1曲420円だが、iTunesでは99セント。音楽の価値が4分の1と評価されているわけだ。権利者の価値を大事にしたいという思いが強いところは、LISMOのビジネスモデルを高く評価してくれるはずだ。

もう、感覚がずれていますな。LISMOを利用しようと思ったことはなかったが、あの楽曲は420円もするのか。高校生なんかが電車で聞いているのを見かけるが、「あいつらまさかそんな金額払って聞いてたのか!」とびっくり。128 or 265Kbpsでアカウント認証を変更することで使用機器が変わっても引き継いで行け、おまけにCDにも焼けちゃう楽曲データを99セントで提供するiTMSと、48Kbpsという低品質で購入した携帯でしか利用できない4倍もする楽曲データしか提供しないLismo。

ユーザーはどっちを高く評価するでしょうか? ……って突っ込みがいっぱい入りそうな記事だこと。

ちなみに……
今日iMacが退院されてきたが、ロジックボード交換だったためiTunesでは別のマシンだと識別して認証マシンが追加された。一旦全解除しようとしたらiTMSのアカウントメニューにない。一年以内に全解除やったっけな? (よかった5台までOkで)