Strawberry Night

ストーリー展開はテンポよく、プロットもどこかで読んだような気もするがそれなり。キャラ設定が今ひとつ。犯罪被害者である主人公の法廷シーンは泣かずにいられないが、現在の彼女の特性を説明するに至っていない。
かつ、犯罪シーンが残酷すぎ、犯人の哀れさも尋常でない。

本来なら面白いとも思わないかもしれないが、かりそめの客の身としてやるせないうたかたな日々をつぶすには適当な小説かもしれない。救いもないし。

ストロベリーナイト (光文社文庫)
誉田 哲也
光文社
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