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永遠の0(ゼロ)

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  内容も見ずに買った本で、ゼロ戦を描いた小説とは知らずに読み始めた。 あまり興味がない内容だったが、読み進めるうちにどんどん引き込まれる。現代に生きる孫が第二次世界大戦当時特攻隊で亡くなった祖父を知るために当時の戦友を尋ねて歩くというスタイルだが、最初はノンフィクションかと思ったくらい、第二次世界大戦当時の様子が詳細に語られている。当時如何に愚かな人たちが日本の行く末や戦争の勝敗さえ関係ないところで、如何に愚かに日本軍を率いていたかが本当に緻密に描かれている。 もう一点感心したのは、現代に主人公が辿る卑怯とまでそしられても生き延びることに執着したすご腕の祖父と最後に特攻隊として米軍に突入していった祖父像とのギャップを埋めるミッシングリンクをうめる道のり。ある種推理小説のようなそのギャップを徐々に解いていくというスタイルは600ページをあっという間に読ませてしまう。 当時の27歳っていろいろと大人だったのだね。 大事に想う人への思いを如何に自身に偽りなく行動で示せるかというのは、こういう公に想いを語ることが憚られる状況で主人公は何を思い生きていただろうと思うと心が一杯になる。特に最近は。最後はもうひたすら涙。フライト中で不審に思われたけれど。 永遠の0 (ゼロ) 百田 尚樹   太田出版 2006-08-24 売り上げランキング : 10213 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 

ドライブ

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深夜の首都高を回ってきた。 さすがに日曜の夜遅い時間だと、走ってる車も少ない。強い雨が降っていたけれど、適度に飛していく。東京の街中は明るく今は渋滞もなく自分のペースで走れるので、あまり不安はない。 一人でこうして走っていると、あまり余計なことを考えなくなる。ゆっくり悩みたいときにはよい。

EyeSight ver2.0 試乗

車検のついでに、新しいEyeSight付のレガシィに試乗してきた。 EyeSightについては、2007年のモーターショーで特別招待の食事会で開発者の方とお話しする機会があったが、当時こうなるとおっしゃっていた機能がほぼ完全に実現している。 最初は、TVのCMでもやっているATのクリープで車に見立てた風船にノーブレーキで突っ込んでいくというプリクラッシュブレーキ。15Km/H前後の速度だが、風船の直前できちんと急制動がかかり50cmくらい手前で見事停止。実際には急制動でなく普通にも停止できるそうだが、それでは認可されなかったとのこと。役人ってバカだねぇ。 いやぁ、CMなどの映像では見ていたものの、実際に体験するとこれは本当にスゴい。水平対抗エンジンの賜物で 自動車アセスメント09/10グランプリを受賞 したばかりだが、本当に今の日本車では一番安全なクルマと言えるのではないだろうか。 その後、公道に出て全車速追従のオートクルーズを体験。 EyeSightのステレオカメラで前方車との車間距離を図りながら速度制御をやってくれる。信号待ちで前の車が停止していると完全停止まで自動的に行なわれる。最初はビビッて、ついブレーキを踏んでしまい営業に「自動で止まるとこ見せたいんでブレーキ踏まないでください」と怒られる。ブレーキもアクセルも踏まないのに、レガシィが速度を変えたり、止ったりというのはなんとも奇妙な感覚。でも、高速道路での長距離運転なんて、これがあればどんなに楽になるだろう。 ハイブリッドだ、電気自動車だと流行りだけれど、こちらのほうが格段に自動車の未来を感じさせてくれた。 帰りにもうすぐ発売のレガシィのSTI限定モデル T'sの試乗車が入荷するとの情報をキャッチ。しっかり試乗の約束を取り付ける。今度の営業さん、新人ながら気が利くね。

代車:ステラ

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車検の代車はステラだった。 ステラのリベスタのNAのモデル。 非力かなと心配したが、割としっかり走る。軽自動車では唯一の4気筒モデルだけあり、最近よく乗るムーブに比べると確かにエンジンのスムーズさは上だ。ただし、格別に静かという訳でははい。iCVTとのマッチングがよいのか、市街地ではよく走る。高速巡航では若干うるさい。燃費よりも市街地での機敏に走ることを優先してるのかな。その割に燃費は軽自動車のなかでもかなりよいほうのはなず。 シャッシとサペンションがよいのか、ムーブなどで感じる気持の悪いフワフワ感はまったくない。これならお買い物車にはかなりよい。 このステラももうすぐダイハツのOEM車に置き変っていくんだろう。

車検

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車検に出そうとしたら、バッテリーが完全に上っていた。買い物に使ったときに、ルームライトを付けっぱなしにしたようだ。あぁ。 営業さんにバッテリーを持ってくるようにお願いしたら、持ってきたはいいが繋いで上ったバッテリーを復活さえようとする。完全に上っているのでそりゃ無理でしょう! 交換しようよと言ったら「僕わかりません」と。自分でやろうかと思ったが、サービスが来るのを待つことに。 という訳で、一体いつ車検に出せるのやら、

iPhone 3GにiOS4

当方iPhone 3GにiOS4を導入してみた。 マルチタスクなど目玉のいくつかの機能は使えなけれど、それなりにバージョンアップの恩恵を受け特に問題もなく使えている。 ホームのフォルダ機能 5ページくらいになってしまって整理をあきらめていたホーム画面が、フォルダ機能のおかげですっきりと2ページに収まった! 今回のiOS4で不要になったアプリもあるのでもう少し時間をかければ1ページに収めることもできるかもしれない。 辞書登録 今まで仮名漢字変換で新しい単語を登録するにはアドレス帳の読みを利用するしかなかった。そんなにたくさんの語意を登録する訳ではないが、やはりアドレス帳にアドレスでないものを登録しなければならずスマートとは言えない。今回のiOS4では「設定」の「キーボード」の項目にユーザー辞書の編集が追加され読みと漢字を新たに追加していけるようになった。 まぁ、登録したいものと言えばよくやり取りする人の名前くらいだから、よくよく考えるとあんまり登録するものはないんだけれどね。 顔文字 いい歳をしていても使うときは使う顔文字。 絵文字では他のキャリアーで文字化けしてしまったりと問題もあるので、キャラクターの顔文字をという場面も多い。が、いままでは辞書登録ができないこともあり、顔文字をタイプするための専用アプリもあったほど。やっぱりニーズはあったのだろう。今回はデフォルトで日本語のテンキーモードのとき顔文字キーが追加されて簡単にタイプできるようになった。 メール マルチアカウントにはもともと対応していたが、今回は複数のアカウントの受信箱をまとめて見ることができるようなった。また、カレンダーやGoogle Mapと有機的に連携できるようになった。たとえば、日程などを含んだメールでその日程をクリックするとカレンダーのエントリーを作ってくれたりする。 便利なのは、スレッド表示に対応。Apple Mailなどと同じでSubjectを見てスレッドを作るようで、ちゃんとメールヘッダのIn-Reply-Toなどを見ている訳ではないようだ。 GMailのアカウントの場合、カレンダーの同期という設定項目も増えている。変に同期して今のカレンダーが混乱するのも嫌なのでまだ試していないが。 残念な点 画面の回転の抑止機能が3Gでは使えないことと、BlueToothのキーボードがやはり3Gでは使用

ZumoDriveを使う

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ZumoDrive を使い出した。 Dropboxと同様 Amazon S3をバックエンドに使用したストレージサービスの一種。 実際Dropboxとよく似たサービスで、Macだとそれぞれ専用のソフトを導入する専用のファイルを格納するスペースが見えてるようになる。Dropboxが固定のフォルダに見えているのと比べると、その名の通りZumoDriveというドライブがAttachされているように見えている。Dropboxと同様に変更履歴など冗長性のある保存方法を取っているのでバージョン管理が可能といる。 ZumoDriveがDropboxを超えているのは2点ある。 まず、Dropboxではローカルと常に同期されているが、ZumoDriveではファイルを開く際にダウンロードできるような設定も可能であること。ZumoDriveではファイルはすべて存在するように見えているが、ローカルをキャッシュ的に扱い要求が有ったときにダウンロードするような使い方が可能となっている。Dropboxでは常にDropboxと同じ容量のHDDが同期しているすべてのPCで必要だが、ZumoDriveではネットブックのような容量の少ないマシンでもクラウド上の大容量のスペースを扱うことが可能となる もう一点は、ストリーミングに対応していること。 DropboxでもiPhone用のクライアントが用意されていたが、ZumoDriveのiPhoneクライアントはMusicというタブがありストリーミング再生に対応している。Musicタブを開くとZumoDriveにコピーされたiTunesのライブラリやプレイリストが表示される。ここから音楽を選択して再生を始めると、数秒のタイムラグはあるがすぐに音楽が再生される。うちのiTunesのライブラリは40GBを越えていてすべてをiPhoneにコピーして持ち歩くことは出来なかったが、これですべての音楽を持ち歩くことが可能となった(もちろんこれだけの容量だと、1000円/月程度かかってしまうが) また、Dropboxをよく研究していて、使い勝手も改善されている。 たとえば、Dropboxは専用のフォルダにファイルを置かなければならないが、ZumoDriveではファイルの位置は変更せずリンクをZumoDrive上に置くことで同期の対象と出来る。Webでファイルを公開する場合も

HootSuite - 高機能Twitter Web Client

"Web Client"という言い方もおかしいけれど、この HootSuite というサービスはWebベースながら多くのTwitter専用のアプリケーションより遥に高機能。比較するとTweetDeckに匹敵しそうなほど。 特徴としては、マルチユーザー対応。 わたしはやっていないが、Twitterで複数のアカウントを持っている人もいるだろう。HootSuiteではそれらを統合して扱うことができる。またFacebookにも対応していて、Facebookのつぶやきも表示できるしTweetをFacebookにもポストできる。 Tweetの表示機能ものすごい。 まず表示をタブで管理でき、タブは自由に複数つくることができる。たとえば、アカウントごとやテーマごとにタブを作っておけばよいだろう。複数のコラムを表示させることが出来る。コラムにはタイムラインだけでなく、自分へのリプライや自分の発言だけ、特定のハッシュタグを持つものだけ、など条件で表示内容を制限できる。またコラムの表示順はドラッグ&ドロップで自由にカスタマイズできる。 便利なのは、リプライした発言には"Shou Conversion"というリンクが表示され、クリックするとメールのスレッド表示のように関連する発言が表示される。専用クライアントでもなかなかない機能。どのTweetに対してリプライかはっきりとわかってとても便利な機能。 発言も、写真やファイル添付も可能だしURL短縮にも対応している。驚くのはSend Laterという機能で、Tweetを保留しておき特定時間にポストする機能まである。 TweetDeckが高機能過ぎて使いにくく感じるように、HootSuiteも最初は取り憑きにくく感じるかも知れない。「プロフェッショナル・クライアント」と称している通り、仕事で使うような人を想定しているのかもしれない。が、スレッドが見れたりFacebookと透過的に使えたり、個人的にはとても気に入った。

ランチ

お昼にレズィールというフレンチレストランでランチをいただく。 それなりに美味しいフレンチだった。 ただスタッフの女性が料理の説明をしてくれるのだけれど、とっても小さな声で話すのでどんな料理がさっぱりわからない。しかもオーダーしたのは「フレンチごはん」というコースでホワイトソースを絡めたチキンと野菜がごはんの上に乗っているというものでそれ自体は美味しかったのだが、そこにパンが付いてくるってどうかな!? ガスパッチョという言葉に気を取られていたり、伸びた爪に気を取られていて……

WWDC 2010の予想

眠れないので、明日に迫ったWWDC2010の予想でもしてみよう。 もう確実なのがiPhone新モデルとiPhone OS 4.0の発表。 予想される大きな改良点は、 マルチタスクになる ホームにフォルダなどの概念が取り込まれ、UIが大きく変更される テザリングが可能となり iPhoneをWiFiルーター化できる iChatが組み込まれる Facebookとの連携が組み込まれる ファイルの同期がiPadのように組み込まれる iPadとの同期がMacなしで可能となる 既にiPhoneの3G上で動作するSkypeが発表されているのでインパクトは薄いかも知れないけれど、3G上で動作するVoIPとしてiChatが提供されればユーザーとコミュニケーション・ツールとしてのiPhoneの使い方は大きく変わりそうな気がしている。 その他には、Safari Extension、新Macbook Air、新Mac Proなどかな。iTunes.comも噂されている。そう言えば、MobileMeの無料化なんてのも噂としてあるが……

The Last Party

”昨晩は最後のパーティーでした” 突然そういう思いが浮かんだが、こういう予感は経験的にはきっと正しい それはそうと、一次会の後、メンバーに痛めた腕に不意に腕を絡められたので、また左腕が腫れてきてしまった……