今週の銭湯:さわやかプラザ軽井沢

今週は帰省でくたくただったが、ちょっと遠出して『さわやかプラザ軽井沢』というところに行ってきた。

軽井沢といっても、千葉県鎌ヶ谷市の軽井沢。
『さわやかプラザ軽井沢』は沼南・白井・鎌ヶ谷環境衛生組合で運用される施設で、トレーニングルーム、温水プール、浴場を持ち、併設されているクリーンセンターしらさぎの余熱を温水に利用しているようだ。このほかに、会議室や、ボディケア(マッサージ?)、宴会部屋と盛りだくさんの施設である。こんな組み合わせがよいかどうか大いに疑問だが……


プールはそれほど大きくないがメインプールと子供用プールが機能的に分かれており、ジャグジーや屋外のホットタブ、採暖室など設備も整っている。ストイックに泳ぐよりはリラックスするのに向いている。

浴場のほうはスーパー銭湯ほど湯種があるわけではないが、それなりにバラエティに富んだ内容で入りごたえのある。芯から温めてくれる人工炭酸カルシウムの温泉、立って入れる深い浴槽のエステ風呂、ジャグジー、露天風呂、日替わりの薬湯となかなかいい感じ。サウナも乾式と湿式のほかに、湿式の上記にハーブを混入したハーブサウナもある。それほど混んでもおらず、午後の遅い時間だったが湯もきれいだった。

施設の料金自体は非常に安い。プールと浴場の利用で大人で700円で5時間までいることができる。あとでチェックしたら沼南町、白井市、鎌ケ谷市圏域外からの場合は本来900円だったが、そんなこと聞かれもしない。

入隊館のシステムが変わっている。
まず、入館時リストバンドをもらう。プールや浴場、また飲食など利用もこのリストバンドを専用に機械にかざす。そして、退館時にリストバンドを機械に読み込ませて精算するという仕組みだ。最初は物珍しくもあり感心もする。リストバンドが精算機に飲み込まれていく様子はちょっとびっくりする。が、よーく考えるとこれって便利なのだろうか? いや、むしろ不便ではないだろうか。売店や受付のおばちゃんはいるのである。お金を払えば済むことじゃないのか? 施設としても、これで人件費を最適化しているようには見えない。
私の実家の近くにも同様のシステムを採る同じようにゴミ処理場の熱を利用したプールがある。きっと、一時期ゴミ処理場の熱を利用したプールが流行り、これにこういったシステムを提案する業者が居る。プールの運営の責任者たちは、物珍しさだけで「おっ、これいいね」って決めてしまう。「地域への還元」とかなんとかのお題目があるのだろう。どうせ、利益を出そうという訳じゃないし、市民の税金から下りてくるお金で…… と考えてしまうのは考えすぎか。

ちょっと遠いが、この値段でこれだけリラックスできて楽しめれば、また来ようという気持ちになる。難しいことは考えるまい。

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