2005-06-12

Pernod Absinthe


Pernod Absinthe
Originally uploaded by yostos.
酒屋で見つけた本家ペルノーのアブサン復刻版。さすがに本家だけあってバランスのよく仕上がっている。当時のレシピに近い形で作ってあるが、もちろん合法な現代風にアレンジされているのだろう。

18世紀に医薬品として生み出され、19世紀中頃から芸術家たちが愛飲したこともありブームとなったようだ。アブサンの特徴はニガヨモギの強烈な苦みと多数の薬草の調和で非常に風味豊かな香りが特徴。けれど、ニガヨモギに向精神作用があり副作用や中毒性があるとされて20世紀初めには多くの国で製造、販売が禁止されている伝説のリキュール。

その後はパスティスと呼ばれる、言わば代用品のリキュールが代わりに飲用された。代表的な銘柄にはフランスのリカール、ペルノー、パスティス51など。このパスティスを題材とした話がスーパージャンプの『バーテンダー』というマンガに載っていたので、つい酒屋さんを見に行ったら、ペルノー社のアブサン復刻版を見つけてしまったというわけ。

1981年にWHOのツヨン(向精神作用を持つ成分)の使用基準見直しで、徐々に当時のレシピに近い形で製造できるようになったようだ。実際のところ、いくら飲んでもドラッグのような効果は期待しないこと。ツヨンの効果で多少まったり感があるのは確かだが、多くは禁制品だった経緯からくる心理的効果だろう。

伝統的な飲み方で、氷を入れたグラスにスプーンを渡して角砂糖を載せアブサンを注ぐ。角砂糖に火を付けて収まった頃に上から水を注いでステアする。水を入れると透明な緑色が白濁してくる。

なんだか理科の実験のようだが、清涼感と少し苦みのある一杯が楽しめる。この苦みと薬草のフレバーは癖もあるので受け付けない人には絶対に受け入れられない、はまると止められないというのはわかる気がする。

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