レガシィに3つの走行モード?

スバルは、頻繁に形ばかりのモデルチェンジを行わない代わりに毎年モデルを地道に改良するという意味では良心的なメーカーだと思う。今年のレガシィのマイナーチェンジと思われる内容が日経に掲載されていた。

富士重工業は14日、運転環境に合わせて走行性能を3段階に切り替えられる技術を開発したと発表した。

これは「SI-DRIVE」と呼ばれるエンジンとトランスミッションを電子制御する仕組みで、いわゆる省エネモード、通常モード、かっ飛びモードを切り替えられるスイッチを付けるらしい。
これって……、いまのInfo Ecoモードの焼き直しではないのか? たしか昨年スバルに確認したときには「あんまり効果ないけどね」って回答だった。AT車だともう少し効果が見込めるのかもしれないが、なんかこれは本質的な改良というより「こんなおまけもつけてみました」的ではないか?

トヨタに売られて、魂も曇った?

2006/05/01追記:
その後、プレスリリース用の詳細な資料を発見。資料によると、ECUとATのTCUに複数のプログラムパターンを用意し、かつ『それさえも平凡な日々』の記事「SI-DRIVEの可能性」で予想されているように、電子制御のスロットルも強調制御することで、それぞれの特徴的な走行性能を実現しているようだ。経済走行指向だけだったecoモードに比べると、より積極的にエンジンの出力性能さえも上げてしまうくらい介入する感じ。
それにセレクターやインジケータなどユーザーインターフェイスもかなり改善されるようで、意味不明だったecoモードと比較するとユーザーが現在の走行状況が意図にあったものかを容易に確認できそう。
何よりあのような「ダイヤル」には弱いのですよ……

(reference)
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