markdown-mode
最近Weblogの記事はMarkdown記法を使って記述している。プレーンなテキストに近いので特にAuthoring toolなどのサポートは不要な気もするが、何かないかと探してみたところ、Emacs向けのmarkdown-modeというのがあったので試してみた。
試した環境は、Windowsで稼働するEmacsクローンのMeadowとMacOSX上のCarbon Emacsの2つ。
インストールはまず、markdown-modeのページからmarkdown-mode.el
をダウンロードし、Emacsのload-path
が通っている適当なディレクトリに配置する。次に、markdown-modeのページにあるように以下のコードを .emacsに記述し再起動する。
;; markdown-mode
(autoload 'markdown-mode "markdown-mode.el"
"Major mode for editing Markdown files" t)
(setq auto-mode-alist
(cons '("\\.mdml$" . markdown-mode) auto-mode-alist))
;; markdown.php
(setq markdown-command "markdown.php")
以上の設定でEmacsを再起動して、拡張子が.mdmlのファイルを開くと自動的にmarkdownモードになりテキストが記法のシンタックスに従って色付けされるので、非常にわかりやすい。M-qやauto-fill-modeで整形すると読みやすくなるが、Markdownのタグの途中で改行されると不調なので注意が必要だ。
いくつかのコマンドとショートカットが用意されていてタグを挿入してくれたりするが、Markdownの記法自体がシンプルなのでほとんど使用しない。シンタックスを知っていて色付けしてくれるだけで十分。せいぜい、ANCHORS(c-c- c-a l)でリンクの空フォームの作るくらい。あとは、以下に説明するmarkdown.phpなどのフィルターコマンドを使用できるようになっていれば、COMMANDS(c-c c-c)系を使って生成されるHTMLを確認したり、ブラウザでプレビューを行ったりできる。ただし、ブログの記事などの場合そのままではHeaderがないためブラウザがエンコードを識別できずバケバケだったりするし、当然スタイルもつけられていない。まぁ、気休め程度のものだ。
そして、Markdownで記述した記事をHTMLに変換して一応確かめるために、PHP Markdownを導入する。ダウンロードしzipを解凍したら、MacOSXの場合markdown.phpを以下の編集する。
1行目に追加
#!/usr/bin/env php
.
.
最後の部分を変更
if ($argc < 2) {
$src = 'php://stdin';
} else {
$src = $argv[1];
}
echo Markdown(file_get_contents($src));
?>
実際には、確認はMarsEdit2などに貼り付けてプレビューで確認したほうが素敵かもしれない。
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