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ATOK2008 + 共同通信社記者ハンドブック辞書

今年のATOK2008へのバージョンアップは見送ろうと決めていたのだけれど、つい購入してしまった。

使用していたSKKはわたし的にはとっても満足だったのだけれど、

  1. 小指を酷使するせいか左手がメールを打った後などかなり疲れて腱がつりそうなことがある。
  2. SKKのほうが誤変換で思考が中断されることなく気持ちいいのだが、結局都度文節と仮名送りと変換結果を確認しながらタイプしているようで実際にはタイプが遅くなっていることにチャットをやっていて気がついた。

で、ATOK2008のダウンロード版とハンドブックの改訂版の内容に合わせてハージョンアップした共同通信社記者ハンドブック辞書を合わせて購入。

今回のバージョンアップで歌われている変換精度の改善が本当か、例であがっているサンプルでチェック。

請求書の支払い日時近く市場調査を行うその後サイト内で昨年に比べ高い水準だ昼一までに書類作っといてねそんな話信じっこないねはじめっから持ってけばいいのに熱々の肉まんにぱくついた

完璧!

改善された点として、英数字の変換候補が表示されるとき見てもどれが半角なのか全角なのか区別がつかなかったが、今回のバージョンから候補の横に半角か全角かなど文字種が表示されるようになった。メールなどで全角、半角の統一が崩れていると気持ちが悪いわたしにとっては改善は非常にうれしい。これと合わせて共同通信社ハンドブック辞書と合わせて、精度の高い日本語が打てそうな気分になる。

また、今回ATOKダイレクトなる機能が追加された。
ATOKのフロントエンドにしてアプリケーションを呼び出し連携させようというものだ。インストールされているアプリケーションとの連携はどうということもないが、「はてな」やYahooをサポートするモジュールが公開されていて興味深い。入力した言葉をこれらのサービスを使用してネット上で検索や連想をシームレスに行えるというのは一見便利そう。

ただ、インターフェイスがまだ練れていないので、ATOKダイレクトモードの起動とかそれらが表示する候補の選択などのキーバインドをまた覚えなくてはならないしモードも意識しなければならない。自動検索もできるが、ネットにアクセスしているので一呼吸待たされる感じでとても常用しようという気にはならない。また、検索したいだけなのに結局それらがタイプされてしまうというのもなんだかなぁという感じ。まぁ、今のところ客寄せパンダ的なものだが、これからWebサービスとの連携が増えて行きば、Imput Methodを利用した新たなサービスの形態としておもしろくなっていくかもしれない。

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