僕の彼女はサイボーグ

僕の彼女はサイボーグ』、つい最後までみてしまった。
『猟奇的な彼女』にインスパイヤー(便利な言葉だなぁ)されて、『A.I.』的な味付けをして『ターミネーター』と『ジョー・ブラックをよろしく』を振りかけたような作品。
SFとしてはタイムパラドックスを無視しちゃっているし、ストーリー的にも矛盾があり突っ込みどころ満載。例えば、このストーリーでは彼女があの誕生日の祝い方をするに至った経緯やサイボーグの彼女が「撤収」という言葉を使う理由を説明できなかったりする。

だけれど、この作品はそういう鑑賞の仕方をしてはいけない。これは、綾瀬はるかのPVであってそれ以上でもそれ以下でもない。
彼女の魅力や演技力は余すところなく発揮されていて、よくできた映画以上に印象深い映画になっている。そう思えば、テーマも「あなたの心を感じる」というストーリーでそれなりにまとまっている。エンディングはさすがに「それはないでしょ」と声を上げてしまったが、ハッピーには違いない。

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