ソウルケイジ

ソウルケイジ (光文社文庫)
誉田 哲也
光文社
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姫川シリーズ第二弾。

スティングの同名の曲を連想したが、テーマも父性ということで作者も意識してのタイトルだろう。だが、前作「ストロベリーナイツ」ほど猟奇的なシーンもなく、軽く読めるが前作ほどのテンポはない。

井岡や監察医の國奥、上司今泉、ガンテツなど、映画化した映像が浮びそうなくらいキャラが生き生きと確立しつつあるが、その中で菊田は刑事に居そうなキャラではあるが、玲子との関係はなぜかしっくいこないし感情移入できない。

作中、和田捜査一課長と西脇刑事部長など「ジウ」に登場した人物がさらりと出てくる。ということは、この作品は「ジウ」とのリンクもありだろうか。と言っても、あちらは主人公の一人が既に死んでいるので発展ないだろうが。

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