Orianthi

昨日痛めた左手が痛い……タイプがしづらいが、やっとOrianthiのCDが届いたので。

Eric Craptonの『Crossroads Guitar Festival 2007』のDVDを見て、ほんのちょっと写っていた22歳の女の子のギターに本当にときめいたのは3年前か。その時のギターのトーンや音使いは、ギターの神様に愛されている数少ないギタリストだと数十秒の映像からだけでも直感できた。

その時ちょっと調べたら、オーストラリア出身の女の子でティーンでSteve Vaiのプレステージを務めて、18歳でサンタナとの協演するはなんとも立派なキャリア。Steve Vai関連で時々追っていたのだけれど、その時の印象はSteve Vaiの女性版のようなカリスマ性はあるがかなりマニアックなギターの神様になりそうな予感がしていた。

ちょっと聞いたファーストアルバムもギターを自由に弾きまくっていて、やはりマニアックな印象だった。ところが昨年末リリースされたこのセカンドアルバムはかなり印象が変わっていて、よい意味でメジャー路線。ギター・プレイだけで押すのでなく、ヴォーカルを前面に出してうまくギターを絡めている。ギター・ソロも70年代風にSteve Vaiな音遣いをミックスしたよう懐かしい匂いがする、けれども現代的なスタイル。前作のギターバリバリからはちょっと拍子抜けするかもしれないが、楽曲の完成度としてはこちらが上。それにそういう向きにはSteve Vaiと超絶プレイの掛け合いをしてる Highly Strungも収録されている。

あんまり興味がなかったんで気づいていなかったが、Michel Jacksonの 「This is it」にも出演して話題になっていたのだね。そっちから入ってきた人は、ガールズロックしているこのアルバムはちょっと違和感があるかもしれない。でも以前から追ってきた目から見ると、さらにメジャーになりそうな予感。

Believe
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