ここが変かも!沖縄 - パート1
そろそろ、沖縄に来て変に感じたことをまとめておこう。
「〜しましょうね」
沖縄の訛りだが、意味は 「I will 〜」だそうだ。 本土の感覚だと「 Let’s 〜 」だから紛らわしい。 会議の合間に「トイレ行ってきましょうね」とか言われて、「いや、男女別だから一緒に行っても……」なんて反応すると間違いなく変態扱いされるので注意。
面倒なのは、半々くらいの確率でこれを沖縄特有の訛りだと沖縄の人が認識していないこと。つまり、どっちの意味で言っているのかわからないことも多い。
夏でも焼き芋
オフィス入っているビルの港に面した側のデッキにカフェがあるのだが、一年中焼き芋を売っている。ここだけでなくスーパーなんかでも同様だ。 夏に焼き芋はないでしょうと思うのだが、ところ変わればこういうのもありなのかな。しかし、一度も焼き芋を食べている人を見たことがない。観光客を県全体でだましてるドッキリなのかと今でも疑っている。
おにぎり温め
コンビニでおにぎり買うと必ず「温めますか?」と聞かれる。
県民に聞くとご飯だから温めた方がおいしいという。おにぎりはおにぎりにした瞬間からご飯とは別の食べ物なんだよ。冷たくてもおいしんだよ……とは本土の理論。
たとえば、梅干しのおにぎりを梅干しごとレンジに掛けておいしいのか? わざわざ生たらこのおにぎりを買ってるのに、温めますか?って焼きたらこ以外売らない気か?
何度遭遇してもいらいらする風習です。
牛乳の量が少ないだよ!
沖縄で紙パック入りの牛乳を買うと、なんと946ml。 普通1Lでしょ?と言ってみても始まらない。微妙に少ないのです。
これはアメリカ統治時代の影響で、アメリカの単位に合わせて1/4ガロンでパックが作られているからだそうな。
ユタ
ナウシカ 「ユパ様!」
ユパ 「おおっ、ハハハ、ナウシカ、見違えたぞ」
ナウシカ 「1年半ぶりですもの、 父が喜びます」
ユパ 「礼を言わねばならんな、よい風使いになった」
のユパさまじゃありません、ユタさまです。
沖縄の霊媒師のことをユタというそうな。意外に生活に入り込んでいて、ユタに相談するってのは我々が占いとかに行くよりももっと頻繁に行われている気がします。実際うちのスタッフでユタのお告げで籍入れちゃったとかありましたし、本土から来た小児科医の人は「俺よりみんなユタを頼ってる」って悩んでました。
ユタ恐るべし
だからよ〜
沖縄の万能の同意を示す言葉で、「だからさ〜」とか「だからよ〜」とか言います。
本土の感覚だと「だからよ」と言われたら「That’s the reason!」って感じですが、もうそんなこと関係なく激しい同意を示すようです。
「今日も忙しかったよね」
「わたしも−、超忙しかった」
「緊急対応もあったしね」
「だからよ〜」
てな感じかな。
最初はなれずに、「だから? 何?」とか思って次の台詞を待っていましたが、意味的には「そうそう!」的なニュアンスなんでもう会話は終わってるんですね、ハイ。
エスカレーター
大阪では昔からエスカレーターに乗ると右側に寄って、歩いていく人のために左側を空けていた。東京に移り住んだとき、東京では当時そんなマナーは一般的でなかったのでイライラ下ものだ。最近では東京も片側(なぜか大阪と反対側)を空けるようになってきた。
沖縄ではまず片側を空けたりしない、というか話をすると「なんで空けなきゃいけないの? 危ないじゃん」的な反応が返ってくる。 ま、沖縄はエスカレータに乗る機会もあんまりないからどっちでもいいんだが。
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