ステレオ誌の1月号付録になっていたデジタルアンプ LXA-OT1だが、基盤がむき出しで透明カバーと4本の支柱だけというシンプルさで音はともかく常用に耐える状態ではありません。ちょっと遊んでうち捨てようかとも思いましたが、もったいなので専用ケースを購入しました。
マニアな方はケースくらい自作されているようで、ググるとそういう方が制作し組み込んだ例が山ほど見つかります。が、あいにくそんなマニアではないのでわたしには無理。ココはお金で解決しようとそういう観点でググってみました。そこで、Woody&Allen工房というサイトを発見。手作りでケースだけでなく基盤の組み込みまでやっていただけるとのこと。早速申し込んで出来上がってきたのが、このケース。
思った以上にカリンの木材の色合いや触れた感触も重厚でよい感じです。四方の面取りも丁寧に施されていて、接着面も全く隙間がなくまるで削りだしたようです。後で幾ばくかの追加料金で電源のオンオフを確認するLEDの埋め込みを確認されましたが、必要ないと思い電源を兼ねたボリューム以外何もないシンプルなものになりました。
裏面を見ると、こちらも丁寧に安っぽくて不安なオリジナルのプラグや電源とは見まごうばかりの立派な端子をケースに章着いただいています。内部的にはオリジナルのプラグを取り外して基板から引き出しているのでなく、ケース内部でオリジナルの端子と線をつないでいるだけのようですが……
このカリンケースのすばらしさと市販のデジタルアンプにはない超シンプルさから、何かただ者ではないオーラすら感じます。使い出すと愛着がわいてきそうです。これが2千円そこそこの雑誌の付録とは誰も思わないでしょう。
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