LogSeq at a Glance: An Overview for Beginners

Table of Contents

はじめに

LogSeqとは何か、シンプルな説明

LogSeqは、あなたの考えやアイデア、メモを自由に書き留め、それらをつなぎ合わせることができるデジタルノートアプリです。紙のノートとは違い、書いた内容を後から簡単に整理したり、関連する情報どうしをリンクでつなげたりできます。

特徴的なのは、以下の3つのポイントです。

  1. 箇条書きベースで書ける

    • 考えたことを思いつくままメモできる
    • 後から簡単に整理できる
  2. 日付ごとにページが自動で作られる

    • 日記のように、その日のことを記録できる
    • カレンダーのように過去の記録を見返せる
  3. ページ同士をつなげられる

    • 関連する情報どうしを簡単にリンクできる
    • 新しい気づきや発見を見つけやすい

なぜLogSeqが便利なのか

LogSeqが便利な理由は、私たちの脳の働き方と合わせた設計にあります。

  1. 思考の自然な流れを妨げない

    • 思いついたことを、その場でさっと書き留められる
    • 後でどこに書いたか探すことを気にせず、まずメモできる
    • 整理は後からでもできる
  2. 情報同士のつながりを自然に作れる

    • 関連する情報を[[リンク]]で簡単につなげられる
    • 一度つないだ情報は、双方向から見つけられる
    • 気づかなかった情報のつながりが自然と見えてくる
  3. 記憶と振り返りをサポート

    • 日付ごとのページが自動で作られるので、いつ何を考えたかが残る
    • 過去の記録が自然とタイムライン化される
    • 定期的な振り返りが簡単にできる
  4. 知識が育っていく

    • 書いた内容は単なる記録として終わらない
    • 新しい情報を追加するたびに、既存の知識とつながっていく
    • それによって新しい発見や気づきが生まれる

つまり、LogSeqは「とりあえずメモ」から始めて、そこから自然と「つながりのある知識」を育てていけるツールなのです。

LogSeqの基本的な使い方

最初の画面の見方

LogSeqを開くと、シンプルな画面が表示されます。画面の構成を理解しましょう。

  • 左側のサイドバー

    • ジャーナル(日付ごとのページ)へのリンク
    • お気に入りページの一覧
    • 全てのページ一覧
  • メイン画面

    • 現在の日付のページが自動で開
    • ここに自由に文章を書いていく
  • 右側のサイドバー

    • 開いているページに関連する情報が表示
    • リンクされているページの一覧なども表示

新しいページの作り方

新しいページを作るには2つの方法があります。

  1. 直接作成する方法

    • 画面上部の検索バーに新しいページ名を入力
    • エンターキーを押すと、新しいページが作られる
  2. リンクから作る方法

    • 文章の中に[[新しいページ名]]と書く
    • 自動的にリンクが作られ、クリックで新しいページを作られる

Markdownで記入する

LogSeqでは、Markdownという書き方を使います。難しく考える必要はありません。 以下のような基本的な書き方を覚えましょう。

見出しの書き方

大見出し

# 中見出し

## 小見出し

文字の装飾

_斜体で書く_
**太字で書く**
~~打ち消し線~~

箇条書き

- 箇条書き1
  - 箇条書き1-1
  - 箇条書き1-2
- 箇条書き2

これらの書き方は、実際に使いながら少しずつ覚えていけば大丈夫です。最初は普通の文章を書くところから始めましょう。

日々のノート作成の基本

箇条書きの書き方

LogSeqでは、箇条書きを基本としてノートを作成します。箇条書きには、以下のような特徴があります。

  • 基本の書き方

    • 行頭に「-」(ハイフン)と半角スペースを入力
    • Enterキーを押すと、自動的に次の箇条書きが始まる
    • Tabキーで階層を下げる(字下げ)
    • Shift + Tabで階層を上げる
  • 箇条書きのコツ

    • 1つの項目は短めに書く
    • 詳しい説明が必要な場合は、階層を下げて書く
    • 関連する内容は、同じ階層にまとめる

日付ページの使い方

LogSeqでは、毎日自動的に日付のページ(ジャーナル)が作られます。

  • 日付ページの特徴

    • 起動時に自動的に今日の日付のページが開く
    • 左サイドバーの「Journals」から過去の日付を開ける
    • 日付ページには、その日に考えたことや行ったことを自由に書ける
  • 効果的な使い方

    • 朝:今日やることを箇条書きで書き出す
    • 日中:気づいたことや考えたことをメモ
    • 夜:その日の振り返りを書く

タグの付け方と活用法

タグは情報の整理と検索を助ける強力なツールです。ページリンクと組み合わせることで、より効果的な知識管理が可能になります。

  • タグの基本

    • 単語の前に「#」(ハッシュ)を付ける
    • 例:#勉強 #アイデア #ToDo
    • スペースを含む場合は「#[[読書メモ]]」のように[[]]で囲む
  • タグとページリンクの特徴と使い分け

    • タグ(#)の特徴

      • 複数のページに共通する「性質」を示すのに適している
      • 一覧表示やフィルタリングが簡単
      • 例:#未完了、#重要、#要復習
    • ページリンク([[]])の特徴

      • 特定の「主題」についての詳細な記述に適している
      • 概念間の関係性を表現しやすい
      • 例:[[数学]][[微分]][[Newton]]
  • 効果的な併用方法

    • 主題と性質を組み合わせる
      • [[微分]] のページに #数学 #要復習を付ける
      • [[読書記録]] のページに #継続中 #インプットを付ける
    • 概念の関係性を示す
      • [[微分]]のページで [[極限]][[関数]] を参照しつつ、#数学を付ける
      • [[Newton]]のページで [[力学]] を参照しつつ、#物理学者を付ける

このように、タグとページリンクはそれぞれの特徴を活かして使うことで、より効率的な知識管理が可能になります。

知識のつながりを作る

ページ間のリンクの作り方

LogSeqの強力な特徴は、ページ同士をつなげられることです。知識と知識を結びつけることで、新しい気づきが生まれやすくなります。

  • 基本的なリンクの作り方

    • [[ページ名]] と入力する([[]]で囲む)
    • リンク先のページがなければ、自動的に新しいページが作られる
    • エイリアスをつける場合:[[ページ名]][表示したい文字]
      • 例:[[アインシュタイン]][彼]と書くと、「彼」と表示される
  • 効果的なリンクの付け方

    • 重要な概念や用語が出てきたらリンクにする
    • 関連する話題が出てきたら積極的にリンクする
    • あとで詳しく書きたい内容があればリンクにする

バックリンクの概念と確認方法

バックリンクとは、「どのページからリンクされているか」を示す機能です。自動的に作られる双方向のつながりにより、知識の関係性が見えてきます。

  • バックリンクの特徴

    • 自動的に作られる(手動で作る必要はない)
    • 右サイドバーに表示される
    • リンク元のページの該当部分が引用として表示される
  • バックリンクの活用法

    • 関連する記述を後から発見できる
    • 同じ概念が出てくる文脈を確認できる
    • 知識のunexpectedな関連性に気づける

関連する情報のつながりを見つける方法

LogSeqには、知識のつながりを見つけるための様々な機能があります。

  • グラフビュー

    • ページ間のつながりを視覚的に表示
    • 右上のグラフアイコンをクリック
    • ノードをクリックすると関連するページに移動
  • 検索機能の活用

    • キーワードで関連ページを検索
    • タグとページリンクを組み合わせて検索
    • 日付範囲を指定して検索
  • 知識のつながりを育てる方法

    • 定期的にバックリンクを確認する
    • 関連しそうなページを積極的にリンクする
    • グラフビューで全体の構造を確認する

このように、LogSeqでは知識同士を様々な方法でつなげることができます。つながりが増えるほど、新しい発見や気づきが生まれやすくなります。

まとめ

日常的な使い方のおすすめパターン

LogSeqを効果的に活用するために、以下のような使い方がおすすめです。

  • 1日の基本的な流れ

    • 朝:今日やることを箇条書きで書き出す
    • 日中:思いついたことを [[]] でリンクしながらメモ
    • 夜:その日の振り返りと、重要な項目に #タグ をつける
  • 知識を育てる方法

    • 気になる言葉は積極的に [[]] でリンク
    • 関連する過去のメモは右サイドバーのバックリンクで確認
    • 時々グラフビューを開いて知識の関係性を見直す
  • 継続的な活用のコツ

    • 完璧を目指さず、まずはメモを取ることから始める
    • 少しずつ機能を試して、自分に合う使い方を見つける
    • 定期的に過去のメモを見返して、知識をアップデート

困ったときの対処法

LogSeqを使っていて困ったときは、以下の方法を試してみましょう。

  • 書き方を忘れたとき

    • Markdownの基本:# で見出し、- で箇条書き
    • リンクとタグ:[[ページ名]]#タグ名
    • これらは画面下部のヘルプアイコンでいつでも確認可能
  • 情報が見つからないとき

    • 検索バーに関連するキーワードを入力
    • タグで絞り込み検索
    • グラフビューで関連ページを探す
  • 整理が必要と感じたとき

    • 関連する情報を新しいページにまとめる
    • 適切なタグをつけて分類する
    • 不要になったメモは、アーカイブとしてタグ付け

LogSeqは、使い始めは普通のメモ帳として、慣れてきたら知識を育てるツールとして活用できます。一度にすべての機能を使いこなす必要はありません。自分のペースで、少しずつ使い方を広げていってください。