労働問題の落とし前のつけ方: 総合労働相談コーナーと法的手段
業務をアサインされないなどの労働問題に直面したとき、どう対処すれば良いでしょうか。私自身、5ヶ月近く業務をアサインされない状況に置かれています。ハラスメントならまだ救いがありましたが、業務を用意できないというバカ上司と弛みきった職場で解決する能力がなさそうなので、厚生労働省の「総合労働相談コーナー」の活用方法と弁護士による法的手段という外部からの解決手段について検討してみました。 業務をアサインされないなどの労働問題に直面したとき、どう対処すれば良いでしょうか。私自身、5ヶ月近く業務をアサインされない状況に置かれています。ハラスメントならまだ救いがありましたが、業務を用意できないというバカ上司と弛みきった職場で解決する能力がなさそうなので、厚生労働省の「総合労働相談コーナー」の活用方法と弁護士による法的手段という外部からの解決手段について検討してみました。 労働問題を解決するための手段は、大きく分けて以下の2つの段階があります。 重要なのは、これらの手段は段階的に進むだけでなく、状況に応じて並行して活用できるという点です。 自分の置かれた状況と目的に応じて、最適な戦略を選択することが重要です。 総合労働相談コーナーは、労働者や事業主からの相談に無料で対応してくれる窓口です。 全国の労働局や労働基準監督署に設置されており、千葉県であれば10ヶ所程度あります。 相談内容は秘密が守られるため、会社に知られることなく相談できる点が大きなメリットです。 相談があったこと自体も秘密として扱われます。 このコーナーでは、状況に応じて次のような段階的な支援を受けることができます。 まず第一段階として、専門の相談員が電話または面談で対応してくれます。 ここでは労働問題に関する情報提供や、どのような解決方法があるかについてのアドバイスを受けることができます。 自分の置かれている状況が労働問題としてどう扱われるのか、 法的にどのような問題があるのかを、まずはここで確認することが重要です。 例えば、業務をアサインしないという行為は、以下のような観点から問題となる可能性があります。 相談の結果、問題があると判断された場合、労働局長による助言・指導を申し出ることができます。 この制度では、労働局長が会社に対して問題点を指摘し、改善を促してくれます。 重要な点として、これは法違反に対する行政指導ではありません。 会社に対して強制力はなく、あくまで自主的な解決の方向性を示すものです。 ただし、公的機関から指導を受けたという事実は、会社にとって無視できない重みがあります。 特にコンプライアンスを重視する企業や、公的な評価を気にする組織にとっては、 この段階で改善に動く可能性が高いと考えられます。 助言・指導でも解決しない場合、または金銭的な補償を求める場合は、 紛争調整委員会によるあっせんを申請できます。 あっせんでは、学者や弁護士などの労働問題の専門家が中立的な立場で、 双方の言い分を聞き、解決案を提示してくれます。 会社側に求められる内容としては、以下のような例があります。 ただし、これも強制力はありません。 会社側があっせんへの参加を拒否した場合は、手続きが打ち切られることになります。 とはいえ、公的な第三者機関を通じた交渉の場が設けられることで、 当事者間だけでは難しかった解決の糸口が見つかることも多いようです。 総合労働相談コーナーでの解決が難しい場合、または最初から強い姿勢で臨みたい場合は、 弁護士に依頼して法的手段を取ることになります。 弁護士費用は、一般的に以下の構成になります。 弁護士もインセンティブが必要なため、現実的には金銭的な解決(慰謝料、解決金など)が前提となるでしょう。 総合労働相談コーナーと法的手段、どちらを選ぶべきでしょうか。 実は、この選択は経済状況と目的によって大きく変わってきます。 経済的に余裕がなく、職場に残る必要がある場合は、穏便な解決を目指すことになります。 「何もせず現状を放置する」という手もあります。アサインメントがないという状況を苦にしなければですが。 一般的には穏便な解決を目指し、推奨される戦略は以下の通りです。 この場合、会社との関係を完全に壊さずに改善を求めることが目的となります。 留意点は以下の通りです。 経済的に余裕があり、退職も選択肢として考えられる場合は、最初からフルオプションを使えます。 この場合優先すべきは、このハラスメントまがいの行為の代償をきちんと組織に払ってもらうことです。 従って経済性は優先度が下がり何を以て代償と考えるかは個人により違うので、 目指すゴールも個人により違ってきます。 労働問題に直面したとき、まずは総合労働相談コーナーという無料の公的窓口があることを知ってください。 段階的な支援(相談→助言・指導→あっせん)が用意されており、多くの問題はここで解決できます。 それでも解決しない場合や、より強い姿勢で臨みたい場合は、弁護士による法的手段を検討することになります。 重要なのは、自分の経済状況と目的に応じて、最適な戦略を選択することです。 さぁ落とし前をつけましょう。
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1. 労働問題解決の全体像
2. 総合労働相談コーナーとは
第1段階(相談)
第2段階(労働局長による助言・指導)
第3段階(あっせん)
3. 弁護士による法的手段
法的手段の流れ
費用とインセンティブ
4. 戦略的な活用方法
経済的余裕がない場合
経済的余裕がある場合
まとめ