ちょっと間が開いてしまいましたが、この間にすっかり秋らしくなって涼しくなってきました。ただ、今週末も夏日になるというので油断できません。

今週は、次の2つのトピックを取り上げてみます。

  • 宮崎空港不発弾について
  • Nintendo Alarmoがやってきた

宮崎空港不発弾について

10月2日に突然宮崎空港で不発弾が爆発しました。

宮崎空港では2021年6月にも駐機場でアメリカ製の1トンの不発弾が見つかっていま す。宮崎空港は太平洋戦争当時は旧日本海軍の「赤江飛行場」として使用されてお り、米軍による空爆が行われていたことが原因です。2021年以前にも何度か不発弾が 見つかっています。

家族が現在宮崎で仕事をしており、私もたまに空港を使うことがあるので困ったもの です。

防衛省の統合幕僚監部が発表する 「令和5年度における自衛隊の災害派遣」 を読むと、令和5年度に陸上で発見された不発弾だけでも沖縄だけで441件、全国で 2,348件に上ります。しかも、終戦から80年近く経過しており、爆発物は不安定な化 合物で時間が立つにつれより敏感なるため、そのリスクはますます高まっています。

一方で不発弾撤去については自衛隊が処理に当たっているようですが、その費用負担 については法整備がされていません。2018年の大阪の事例では土地所有者が不発弾処 理のための周辺警備などの費用580万円を負担し「戦後処理の一環として、行政が処 理責任を負うべき」と裁判を起こしましたが退けられています。

80年経ってもこれほどの負担を強いる「戦争」などという問題解決方法など安易に取 るべきではないという教訓ですね。

Nintendo Alarmoがやってきた

Auto-generated description: A digital alarm clock with a cartoon character displayed is on a wooden surface next to a game controller.

任天堂が突然発売した目覚まし時計Alarmoを手に入れることができました。 ここ数日使っていますが、ベッドに入ると自動的に睡眠を誘う音楽を流してくれ、ス プラトゥーンの音楽で目覚ましアラームを鳴らしてくれ、ベッドから出ると指一本触 れずにアラームが止まります。

マリオやゼルダ、スプラトゥーンなど、任天堂の豊富なIPを活かしつつ、ゲーム要素を敢えて排除し純粋な目覚まし時計として設計したところが秀逸なところだと思います。

UIなどボタン3つでここまで使いやすいデバイスに仕上げられるのを見ていると、ど こかの自動車メーカーなどぜひ参考にしてほしいものです。