Beyond Distortion : Rethinking My Guitar Effects Chain
In pursuit of deeper amp-driven distortion, I recently upgraded from the Strymon Iridium to the Simplifier MK-II. This gear transition became the perfect opportunity to thoroughly revisit my long-neglected effects setup, beginning a journey of rediscovering sonic possibilities.
By Toshiyuki Yoshida
アンプの歪みをより深く追求するため、 先日 Strymon Iridium から新たに Simplifier MK-II への移行しました。 この機材更新を契機に長らく手つかずだったエフェクターセットアップ全体を 見直し始めました。
変更前
変更前の状態です。

Providence の Vitalizer 付のジャンクションボックスを利用していますが、 全体は直列接続です。 歪みは基本的に Strymon Sunset と Iridium で作っていました。 キレイな歪みなのですが、どこか自然ではない気がしていたので見直しました。
また全体でグランドループになってしまっているのも気になっていました。
変更後
Iridium に替えて、2月の記事で 紹介したようアンプ部はフルアナログの Simplifier MK-II を導入しています。

- Iridium から Simplifier MK-II に移行
- 練習時は YAMAHA のスピーカーに出力
- 録音時は DI ステレオアウトから XLR 接続とし MOTU M2 経由で Mac に
- El Capistan V2(ディレイ)は SEND/RETURN で接続。空間系は LogicPro 内で掛けることが多いので、録音時は基本的にはオフ
- SUNSET は売却
- Simplifier MK-II の Preamp と Power Amp +前段のオーバードライブとブースター で歪みは作る
- 出力を Simplifier MK-II から XLR 接続と変更したのに伴い、Providence のジャンクションボ
ックスを廃止
- RC Booster をバッファ替わりに前段へと変更。イコライザーの効きもよいので 積極的に音作りで切るブースターとしても優秀
現時点ではこんなところです。「 Biscayne Blue 」は、このシステムで使い弾きました。
悩んでいるのは次のような点です。
- クリーンやローゲインで Simplifier MK-II は非常によい音が得られるが、 ハイゲインでは歪みの粒が荒すぎて好みでないので、ハイゲインの歪みが欲しい
- しかし、RC Booster/Compadre にもブースト機能があり、ローゲインの歪みとの重複感がある。 一方、多段でブーストできるからハイゲインの歪みは不要か
- 歪みはもう少し汎用性の高いもので、2 個程度に絞った方がよいか
- いっそ歪み系の切り替えのためにスイッチャー入れるか
悩みは尽きず、エフェクターで悩む前に腕上げろって話ですが。