年末閉館すると言われていたDIC川村記念美術館ですが、親会社のクリスマス明けの発表で閉館は3月末に延期になったようです。4月以降に美術品の4分の3程度を売却して都内に移転するとか。
佐倉市郊外の広大な敷地で美術品だけでなく庭園もゆったり楽しめるよい美術館でしたが、やはり立地的にそれほど集客できていたわけではないと思います。親会社の株保有をしている香港の投資ファンドあたりに指摘されれば閉館・売却は仕方ないでしょう。
佐倉市長や千葉県知事、市民から移転を惜しむ声も出ており、運営に問題が出るほど来客数が増えているようです。これまで定常時は来館などしていなかったでしょうから、浅ましいものです。