近所にアリオ蘇我という新しいショッピングセンターができた。スーパー、ホームセンター、映画館、健康センター、ゲーム…… 一日遊べる。
が、まだオープンから数日ということで非常に込んでいた。いつかの楽しみに昼食をとって夕そそくさと帰ってきた。でも、お昼は沖縄料理で大満足。
買い物ついでに10 years Laphroaigをしっかりと買ってきた。
2005-04-30
アリオ蘇我
グラブ
子供にはインラインスケートと前から約束していたグラブをおそろいで購入。子供のはイチローモデル、私のは新庄モデル…… バカだ。
ベルカ、吠えないのか
知らない作家だったが、タイトルが気になって購入した古川日出男著『ベルカ、吠えないのか?』。
文藝春秋
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イヌが様々な状況、人間に翻弄されながら、生き延び、殖え、絶えて、世代を重ねて犬の歴史が紡がれていく。それがイヌの視点で語られる、イヌへの語りかけで語られる。時にイヌ自身にはわからぬ因果でイヌの裔たちはその数奇な運命を交差させていく、まさにイヌの現代史。
ただ、イヌの歴史の歴史の部分は時に名前がこんがらがって冗長で退屈な場面も。
しかし、並行して描かれる現代(といっても90年代?)の老人と少女とイヌ達の物語が物語全体への期待感を持たせてくれる。冷徹なその老人や少女も、実はイヌ同様に時代に翻弄される「イヌ」、不器用に、精一杯に、そして悲しく生きている。
「イヌ」という新しい視点で二十世紀を振り返るその知識量はすごい、取材は大変だったろう。なおかつそれをエンターテインメントとしても成立させてしまうこの作家の力量もすごい。個人的には「大主教」のじじいに大いに感銘。
2005-04-29
Flickrからのプレゼント
Flickrからプレゼントのお知らせがあり。
Proユーザー登録をしたユーザーの中から Rewardとして以下のような特典をだしているようだ。今回目出たく選ばれた訳だ。
- 2倍の利用期間
- 私の場合でいうと、2年間の使用料を払っているのでそのまま4年間使えるらしい。
- 月間のキャパシティも倍の2GBに
- 2つのProアカウントを人に贈る権利
なかなかな大盤振舞いだ。
Tigerインストール
ついにわが家にやってきたTigerがやってきた。
まぁ、Tigerのレビューは今日のうちにいろんなBlogで触れられるだろうから、詳しくはそれらにまかせて簡単に私が引っかかった注意点だけ。
- iBookの場合ACアダプターをしっかりつけてから始めましょう。導入とその後にSpotlightのインデックス更新に結構時間がかかる。
- Mailのバンドルは事前に外しておこう。私の場合、MailgGrowlやGPGMail、日本語パッチなどを使っていたので、当初Mail.appがメールの受信の際エラーで落ちるようになってしまっていた。
また、Tiger発表に伴っていろんなソフトが今日バージョンアップを行った。私が使っているものでは製品もシェアウェアも取り混ぜると以下の通り:
- JEdit (Beta)
- GyazMail
- Egbridge 15
- 携帯シンク
- SpamSieve
- Cocktail
- DropDMG
- StickyBrain
特に、EgbridgeはATOKのように履歴からの候補表示ができるように進化したので非常にうれしい。
Safari RSS
いやぁ、RSSフィードをブラウザで扱えることがこんなに便利とは思わなかった。
図は、このサイトのRSSを表示してみたもの。右のナビゲーションバーのようなところを見ると、記事の要約の長さを調節できたりソートを変更できたり、ブックマークに追加して更新をチェックしたりRSSリーダー並のことはできてしまう。しかもRSSリーダーよりも使い勝手がよかったり
2005-04-25
Thunderbirdを試す
現在私はメールにあるIMAPサービスを利用しているが、あまりにMail.Appの動作の緩慢さに原因がMail.Appにあるのかサーバー側にあるのか確認するためにThunderbirdを導入してみた。
結果からいうとMail.Appに問題があったようだが、Thunderbirdではあまりにサクサクと小気味よく動作するので感心してしまった。現在IMAPでメールはほとんどサーバー側で管理しているので、この際気軽に乗り換えてみよ。
このような動作の差はどうやら各フォルダーのチェックの仕方によるような気がする。
GyazMailがIMAP対応となった暁に移行しようと考えているのでIMAPでサーバー側がで主にメールの管理を行っているため30程度のフォルダがサーバーに存在する。Mail.Appは折りを見てすべてのフォルダをチェックしてメール一覧の更新を行っているように見える。これが結果として動作の緩慢さを引き起こしているようだ。
これに対して、Thunderbirdの場合、フォーカスしているフォルダのみメール一覧を取得して表示する。また、一度取得した一覧はキャッシュしているようだ。このため、意図しないところで不要な処理が行われず快適という感じだ。
あとはスレッド表示などもスマートだし、テーマが変更できるのも面白い。迷惑フィルターもMail.Appのものより賢いらしいので人によっては便利だろう。私はSpamSieveを購入してしまっていたり、現在はほとんどサーバー側でやってくれているのであまり興味はないが。
唯一の難点といえば、MacOSXとの親和性か。アドレス帳の連携できないのだ。THunderbirdのアドレス帳自体は使いやすそうだが、標準のアドレス帳はSyncで携帯や住所録とも連携しているのでなかなか捨てがたい。GPGに対応していないのも時々不便そうではある。
今週末にはTigerがやってきて、新しいMail.Appを試せるのでそれまでは併用しよう。
2005-04-24
ウィルスバスター障害
トレンドマイクロ社の発売するウィルスバスターが23日に配信されたウィルスのパターンファイルの不具合にあった模様。導入したPC上でCPUの振り切りスローダウンなどの不具合を発生させているという。Symantec社のAntiVirusと並んで業界ではメジャーな製品で日本だけでも1千万人のユーザーいるという製品だけに影響も大きそうだ。
今回の問題のパターンファイルはすでに17万人似ダウンロードされており,WindowsXP SP2で発症する可能性があるらしい。同社には7万件近い問い合わせがあり、実際富山市長選挙や、大阪市営地下鉄の自己管理システム、JRのホテル予約システムなど多く企業のシステムに影響が出たようだ。
問題の発生するメカニズムについて同社は明らかにしていないようだが、決められたテスト手順を行わずにパターンファイルがリリースされたということだ。
仕事でもアプリケーションの障害に遭遇する機会が多く原因も様々だけど、そういうシステムは大体テストやライブラリ管理など端折っている。この障害は見逃しても仕方ないよねと思えるケースはほとんどない。
基本は大事だね。
Cocktail

Tigerも届こうかというこの時期になって何故か Cocktailを導入。
MacOSXで定期的に実行したほうがよい保守アクティビティがいくつかあるが、多くがターミナル上でコマンドによる作業であったり、システムにダメージを与える非常に危険な作業であったりする。このソフトはそういった作業をGUI上から安全に実行でき、しかも一連の手順を自動化できる。
主な機能は、
- キャッシュのクリーンアップ
- ログの削除
- プリバインディングの再構築
- 権限の修復
- .DS_Storeファイルの削除
など。一部はタスクとしてスケジュールできる。
自分のiBookだけならばターミナルでも我慢するが、カミさんのもとなると面倒なのでついファミリーライセンスを購入。
2005-04-23
127.0.0.1
腰痛で苦しいのに! こんなの読んだら死ぬ……
男らしさとは、ファイアウォールを切ることだったのか...。
もと記事は、Total Illusions - The Forums -> Dangerous Hacker!かな。要約すると、
Hacker「おい、おまえのアドレスはなんだ?」なんて感じか。
相手 「えーと、127.0.0.1」
Hacker 「馬鹿め、アドレスを晒すとは! おまえのPCを殺す、さらばじゃ」
Hacker 「あべしっ」
2005-04-20
Gmailの成長
久しぶりにGmailを覗いてみたら、なんと、
- インターフェイスが多国語対応しており、もちろん日本語もサポートされている
- なんと容量がさらに増えて、現在2GB以上に!
- 紹介できる人数が50人に!
とくにGmailは、入会者からの紹介がなければ使用できないが、入会者が紹介できる人数も制限されていた。でも50人も紹介できれば大抵間に合うな。
利用希望の方は、この記事にコメントを!
また、以前確認したときには、Gmailから送信したメールはUTF-8でエンコードされていて日本語は大丈夫なもののUTF-8が扱えないMUAもまだあるので「送信には利用できないか」と思っていた。今確認したら日本語の場合、JISできちんとエンコードされているではないか! これでばっちり常用できるというもの。
だが、
ただ、何となく重要なメールで使うことには、今ひとつ、躊躇いがある、ここ重要。
そう、ここ重要!
2005-04-19
アドビ、マクロメディアを34億ドルで買収 - CNET Japan
いやー、驚いた。ライブドアとフジテレビどころじゃない。
米アドビ システムズは4月18日(米国時間)、米マクロメディアを約34億ドルで買収すると発表した。
Macromediaは、その製品の主なエリアでことごとくAdobeと競合していた。
ドローイングソフト(Illustrator vs FreeHand)、Web オーサリング(Golive vs Dreamweaver)、Web動的コンテンツオーサリング(LiveMotion vs Flash)、レタッチ(Photoshop vs Fireworks 微妙なところだけど)。そして、どのエリアでもそれなりにいい勝負をしていた。特にDreamweaver, Fireworks. FlashなどWeb関連のオーサリングに関する限りAdobeよりも市場の評価は高かったように思う。FreeHandだってUSだと日本ほどマイナーではなくIllustratorの強力な競争相手だった。
思うに、Adobeの視線のほうが高いところを見ていたような気がする。今回の買収もその結果か……
今回の買収で上記の製品ラインは統合されていくだろう。そして、印刷関連のオーサリング、動画のオーサリングで圧倒的なシェアを持つAdobeは、Webのオーサリングでも支配的な企業となっていくのでしょう。
Applingで書かれているように今回の買収が、良い方向に向いてくれればいいけど。
2005-04-17
Terragen for Macintosh
慣れとコツが必要だが、
相変らずPhotorealisticな景観の生成が楽しめる。もともと3Dで描いた絵の背景を作っていたが、これはこれで深い。
2005-04-16
LiFE with PhotoCinema 2到着
予約していたLiFE with PhotoCinema 2が届いた。
今回は標準でついているプラグインもさらに充実して「おまかせ機能」で複数のスタイルを選択できることも手伝って、以前のバージョンより凝ったPhotoCinemaを作れるようになった。Flashベースでなく、QuickTime形式で書き出せるようになったのも、人にあげたりするときのハードルが低くなり気軽に配布できるようになった。
しばらく試してみたが、とってもセンスのよいスタイルがたくさんついているので単純なスクリーンショーでないプロのようなPhotoCinemaが作れてしまうのは、相変わらず楽しくて仕方がない。
スタイルは以前のバージョンと比べると、標準で添付されている数がかなり増えている。以前のバージョンのスタイルも使用できるので、別途プラグインを購入した人などは以前のプラグインフォルダから新しいフォルダにドラッグしてコピーしておくとよい。
写真の取り込みも以前はすべてVGAにリサイズされていたが、今回はVGAサイズのほかに800x600,XGAサイズともう少し高い解像度を選択できるようになったのはうれしい。書き出しの用途に応じて高解像度の画像もソースにできるようになった。
書き出しは標準でDVDなどの書き出すためにQuickTime形式が標準となった。iDVDが導入されていれば一気にDVD書き出しまでできてしまう。以前のFlashベースの書き出しもサポートされている。ファイルサイズなどではメリットもあるが、が汎用性を考えるとQucikTimeの方が柔軟であるのは間違いない。例えば、今回追加されたスタイルの中には1GMzのいBookでもリアルタイムの再生がつらいものがある。以前のアプリケーション形式では再生のスムーズさはマシンの能力に依存していたが、QuickTime形式ならば再生にそこまでパワーを必要としないので安心してヘビーな効果を使用した作品を作って他人に配布することができる。
欠点は、QuickTimeへのレンダリングはかなり時間がかかるということ。この製品の当初のアイディアでは、パーティなどでのスナップをその場でPhotocinemaにしてすぐに楽しむような使い方を想定していたはず。レンダリングに時間がかかり、PhotoCinema上でのプリビューが少し重くなりうちのiBookでは少し厳しい状況であるので、そういう想定された使い方はちょっと難しいだろう。もっとも、そんなおしゃれなパーティーなどとは縁がないのも事実だが。
オープンソースはFlickrを助く
よい記事でした。
Flickrの技術的側面とそれがどのようにサービスの成功に繋がっているかを評価した切り口を評価!
Flickr, the online photo-sharing Web site, is a good case study on the benefits of open source. The technology that powers Flickr is a catalog of open source tools: Red Hat Linux, the Apache Web server, MySQL databases, PHP, Perl, Smarty templates, Postfix mail gateways, and even ImageMagick to handle the image manipulation.
2005-04-14
YUI : feel my soul
4/8放映のフジテレビ「僕らの音楽2」でたまたま見かけた。
Michelle Branch の「Good-Bye To You」を歌っていたのが印象的だったのでCDを買ってみた。よい。
が、英語の歌詞が安直でつたない。作詞も自作で行くならば、これから音の響きをもう少し研究すべきか。例えば、「I feel my soul, Take me your way〜」 とか、 「Bye my weakness, Bye me sorrow〜」などサビの部分で英語が出てくるが、英語としてどうかはともかく、如何にも「日本人が歌に織り込みそうな英語」で聞いているこちらが恥ずかしくなってくる。まぁ、まだ年齢を考えると年相応かもしれないが……
プロフィールなどは公式サイトを。
YUI Hideyuki“Daichi”Suzuki
曲名リスト
- feel my soul
- Free Bird
- Why me
- feel my soul(instrumental)
2005-04-12
iTune-LAME
iTune-LAMEを導入してみた。
iTuneのMP3のエンコーダがあまりにプアなのでiTuneで使えるMP3エンコーダをいろいろと探していた。が、どれも設定やインストールが面倒で結局手を出さずにそのままにフォーマットはAACに移行してしまっていた。iPod、iTuneで使用している分にはAACで全く問題ないが、フォーマットの汎用性という意味ではMP3も捨てがたいものがあるのは確か。で、たまたまこのiTune-Lameを見つけて試してみた。
インストールも簡単で、ダウンロードしたパッケージを解凍して、iTuneのプラグインのフォルダに放り込むだけ。パッケージにはプラグインフォルダへのショートカットも納められているので迷うこともない。しかも、LAMEもパッケージに納められていて、自分でビルドしたり他からダウンロードしてくる手間もいらない。添付しているのは現時点で最新の問題ない安定板3.95.1(3.96はバグ含み)。
インストールするとiTuneのスクリプトメニュに"Import with LAME"というメニューが追加される。エンコードするにはこれを選択すればよいだけ。オプションを指定する画面になり、指定が終わるとそのままエンコードが始まる。デフォルトでは"--alt-preset standard"が設定されている。私の場合、Windowsの頃に使っていた"--alt-preset extreme -q0 -V0 --interch 0.0005"を指定。
それぞれの意味は、
- alt-preset
- LAMEの開発者たちの設計による高音質追求オプション。extremeはstandardよりも少し贅沢に。このpresetを使わないとLAMEを使う意味がない。
- -q
- 原音に対するエンコードの忠実さの指定、つまりエンコードのクォリティ。 0では、Lameに搭載されている最も精度の高い心理音響モデルのアルゴリズムが使われる。ただし、エンコード時間が長くなる欠点がある。高音が伸びやかになるが中域が薄くなるというレポートもあるようだ。presetでは、-q 2(=-h)が使われている。
- -V 0
- 可変ビットレート判定のクオリティの指定。0で、最も高精度にビットレートを判定する。Presetは、デフォルトで-V 2を使っている。
- --interch 0.0005
- 片側のチャネルで大きな音が鳴ると、頭蓋骨からの共振で反対側の耳に入り反対側の音が聞こえにくくなる現象を緩和するフィルター。聴感上の音質が向上する、しかし逆にステレオ感が失われる場合もある。
結果的には満足のいく音質。普段使っているAAC224Kbpsと比較してもほとんど遜色ない。ファイルサイズは若干大きめ(平均ビットレートが同等かまでは見ていない)になるが、AACよりも若干ライブな感じはする。もっともここまで高ビットレートにすると、私の貧相な耳では区別できない。
ただ、エンコードは鬼のようにかかる。AACでは普通のCDで10分程度だと思うが、LAMEではたっぷり1時間以上かかった。これはつらい。
結局、音的にはほとんど互角だとして、LAMEのいろいろと設定を変更できる楽しさと汎用性があのエンコード時間に見合うかという問題のようだ。「汎用性」とかいいながらMacではiTune、外ではiPod、おまけにiPod Shuffleも買おうかというAppleの囲い込まれた生活をしている私には、Apple Audio Coding(AAC)で十分なようだ。(嘘ですよ、AAC=Advanced Audio Coding)
Mac OSX Tiger、遂に予約開始
Mac OS Xの次期バージョンである「Tiger」が4月29日(金)に発売される。 今日21:30からAppleStoreでの予約受付が始まった。価格は税込みで14,800円、うちはカミさんの分も含めて2ライセンス分で29,600円也。
まぁ、いいか。急げー!
2005-04-11
桜の花びら
小学生のころから今日まで、ついやってしまうのが、落ちてくる花びらを手のひらで受けとめること。
これができたら、いいことがあるような気がするよ。
自然に手元に降ってくるのがベストだけど、手を差し出したり少し走ったりするくらいなら、かまわない。
そう、これくらいが奥ゆかしいのだろう。
うちの子は、コンビニの袋を持って舞い降りる花びらを全速ダッシュで追いかけてはどっさりとゲットしていた。こうなると、趣きも何もあったものではない。思い起こせば、自分も桜吹雪が見たさに、桜の木にキックをくれてやるような子供だった。子供はそういうもの。
それでも舞い降りる桜にあはれを感じる魔法にかかった夜もあった。
追記:2005/04/13
桜つながりで。
Yuuさんの「部屋でお花見」の記事での見事な桜吹雪!
ヒラヒラというのもいいけれど、こういうのも一気に舞い上がる桜吹雪も趣がある。といって桜木キックをくれていた自分を正当化しているわけではないが。
2005-04-10
豹頭王の試練:グイン・サーガ 100
ついに、グイン・サーガの100巻が発売となった。
今回も相変わらず、まったりと物語り進行。
記憶を失ったグインが徐々に自分を取り戻していくところが見所、といっても記憶は未だ回復せず。ただ、グインはいろんな登場人物の名を聞かされたり突如思い出したりする。その反応を見ていると、これら登場人物の物語上の重要度も何となく見えてくる。
あぁ、あの姫はやっぱりあれだけで終わる姫ではなかったんだ! えぇ、あのぼんくら腰抜け男がそんあぁ!……
なんて。
思えば、大学入学当時から読み始めてこのシリーズも25年近く読み続けていることになる。シリーズとしても26年の連作となっているそうだ。
発表当時ヒロイックファンタジーというのも新しいジャンルだったし,100巻宣言というの魅力的だった。そのころ大学までの通学に2時間かかるような生活だったので、むさぼるように文庫本を読んでいた。10巻ほど発表された頃だったが、まとめてこれだけのボリュームを読めるというのがきっかけ。
最初は熱中していたが、いつの頃から惰性で読むように。当時新しい試みで始まったこのシリーズは栗本薫のチャレンジ精神がよく現れていた。でも、いつの頃からか……「キャラクターが勝手に物語を紡ぎだす」みたいな発言を栗本薫が始めた頃から熱も冷めてきた。わかった作者も、アンダヌス議長のように……それは関係ないか。
ま、でも楽しみにしていることは変わりない。漫画感覚で読み流していても発売される買わずに居れない。そういえば、最近早川文庫の文庫でちゃんと挿絵が入っているのは、このシリーズだけ。挿絵と表紙はその時代時代でもっともイキのよいイラストレータが起用されている。これも楽しみの一つ。どうか死ぬまでに、完結してくれ〜。
2005-04-09
天野喜孝氏のサイン入り色紙
昨年購入した天野喜孝氏の絵本(?)「BATTY & BATINA 1st Street」「BATTY & BATINA 2nd Street」に添付されていたはがきにサイン入り色紙の応募券が付いていて送っておいた。秋くらいのことだろうか。
その抽選にあったらしく、天野氏が蛍光ペンでBATINAをラフに書き入れてある色紙が送られて来た。ちょっとうれしい。
2005-04-08
はてなブックダイアリー
はてなダイアリーで書き込んだ日記をまとめて製本してくれるサービスがあることに気がついた。価格も一冊1,800円からとリーズナブル。
TypePadでも上限200MBという容量の10%前後しかまだつかっていないが、カテゴリーによる整理などすでに破綻するほど記事がたまっている。バックアップや整理などそろそろ考えたいなぁと思っていたが、保存を考えると本という媒体ほど安心なものはない。まぁ、それほどまでして保存したい内容かと言われると、そうでもないのだが……
はてなダイアリーはTypePadのサービスが立ち上がる前2003年の前半使っていた。それ以前に使用してたtDiary互換であったので、当時は記事の編集もやりやすく感じた。編集に使用するタグに当たるものが今改めて見ると、独自すぎて「なんで素直なHTMLじゃないんだ」とか思うが。
むーん、ちーと心を惹かれるなこの製本サービス。
2005-04-06
「新車情報」放映終了
なんとなく長年見続けてきた「新車情報」の最後の放映が今日であった。
どうやらメインの解説者であった三木和彦氏が引退ということでの終了らしい。TVK制作の番組で横浜に住んでいた頃から見始めて、今はテレビ千葉で。いずれもマイナーな局での放送だし知っている人は少ないのではないかと思う。
30分の番組で、毎回1台を取り上げるスタイル。
解説者が試乗しながらインプレッションを語るのは他の番組でもおなじみだが、この番組の特異なところはメーカーの担当者がスタジオに来て車の見所、工夫点などを語っていく。それに対して三木氏の歯に衣着せぬ容赦のない批評が飛ぶ。例えば「なんでトヨタほどのメーカーがボンネットをあけたときつっかえ棒なの、危ないでしょ、ヨーロッパじゃダンパーが普通だよ、いくらもしないんだからこんなところケチらない」(実際に語られた内容じゃありません)ってな調子である。面白かったし、非常にためになった。
替わってまた自動車情報の番組が始まるようだが、三木氏がやっていたような良質の情報番組を期待したいところだ。
2005-04-03
LiFE with PhotoCinema 2先行予約開始
LiFE with PhotoCinema 2 初回限定版 Macintosh版写真を音楽と合わせて映画のように楽しもうという、単純なスクリーンショーでない新しい提案で4年前に登場したLiFE with Photocinemaがバージョンアップし4月15日から発売となる。昨日から先行予約が始まった。少し悩んだが、バージョンアップ版は200個限定であったからプチッと予約した。
今回のバージョンアップでは、個人的に期待しているのは2つ。
一つは、「おまかせ機能」の進化。スタイルを選べば適当にPhotoCinemaを作ってくれるこの機能、いままでスタイルを一つしか選べなかった。今回のバージョンアップで複数スタイルを選択できるのである程度自分の意図を反映しつつお任せできる。
もう一つは、FlashベースだけでなくQuickTimeに書き出してDVDに焼けるようになった。登場当時と比べるとDVDも一般化している。PCを持っていない人へもプレゼントできるという意味では利用の場を広げることが期待できる。